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脊髄損傷者による歩行披露イベント「KNOW NO LIMIT 2017」

厚生労働省が定める「回復期リハビリテーション入院基準」によると、脊髄損傷者の診療報酬の算定期間は150日または180日。つまり、最大で180日しか回復期病棟でのリハビリができないことになります。

クライアントのニーズが「歩きたい!」であっても、病院ではなかなか対応できないのが現状です。半年後、退院して実生活に戻るためには、残存機能を利用してどのように日常生活を送れるようにするか…そこに視点がいってしまうから。

もちろん、その視点はとても大切だとは思います。でも、「歩きたい」…そこに希望を抱いてる脊髄損傷者の気持ちはどうするのか…希望がないとクライシスに陥った時、前に進めない…そう思います。

日本初の脊髄損傷者専門トレーニングジム

脊髄損傷者による歩行披露イベント「KNOW NO LIMIT」を主催している J-Workout は、日本で初めての脊髄損傷者専門トレーニングジムとしてチャレンジを続けています。

医学的には、脊髄を完全損傷した場合、そこから下には電気信号は流れないと言われています。つまり、司令が伝わらない…筋肉が収縮しない…動かないと。

病院では、科学的根拠のない治療法や時間がかかる治療はなかなか取り入れることが難しいです。個人的には、時間的制約が強すぎるとも思っています。クライアントファーストではないとも。

J-Workout では、「立ってみたい」「歩きたい」「今よりも生活の質を向上させたい」などのニーズに本気で取り組んでいる印象があります。寄り添い、最新のトレーニングを試し、クライアントに希望を与えている…そんなトレーニングジム…本気度を感じます…クライアントの人生がかかっているのですから。

「KNOW NO LIMIT」とは?

1年に1度開催される脊髄損傷者による歩行披露イベント「KNOW NO LIMIT」

今年で11回目になります。

「一生車いすでの生活です」「歩くことは諦めてください」「立つことも不可能でしょう」など、さまざまな絶望的な言葉を聞いてきたであろう脊髄損傷者。

「KNOW NO LIMIT」は、希望を持って、忍耐強く、トレーナーや家族、友人などとともに努力してきた成果を披露する、また、トレーニングを継続することの有用性を証明する場所です。

回復に限界はない!を証明してくれるイベント「KNOW NO LIMIT 2017」。

2017年11月19日(日)10:00〜17:00、東京国際交流館平成プラザ(東京都江東区青海2丁目2-1)で開催されます。

可能性、希望、愛…さまざまなことを感じられる時間になるでしょう。

via:KNOW NO LIMIT 公式HP

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