流れ星が消えるまでに、願い事を3回繰り返せたら思いが叶う。
それは、幼いころに聞いた話。
その流れ星を人工的に生み出すプロジェクトが始まっている!
流れ星🌠
僕の願いを叶えてください、— 이 예진 (@bts_yejin_) 2017年9月18日
流れ星のあれこれ
流れ星は、実際は流れ「チリ」である。
宇宙に漂う0.1mm~数cmのチリが地球の重力に引き寄せられて大気圏に突入し、プラズマ化したガスを発光する。
その現象を「流れ星」という。
燃え尽きずに地上へ落ちてきたものが「隕石」であり、決まった時期の決まった場所から見えるものが「流星群」だ。
流星群は、彗星が軌道上に放出したチリが密集した帯から生まれる。
ほぼ同じ周期で、地球はその帯のなかに飛び込んでいく。
そのため流星群は放射線状に飛び出して見え、決まった時期と場所から見えるのだ。
ちなみに、11月はおうし座北流星群・しし座流星群、12月はふたご座流星群・こぐま座流星群が見られるそう。
流星群を見逃せねぇぇ。来月からの天体ショーをチェックしてね 年末まで流星群が楽しみですね~星好きはワクワクですよ!今のうちにチェックしてね。オリオン座流星群極大、おうし座流星群極大、しし座流星群、ふたご座流星群極大、こぐま座流星… https://t.co/gaJVEEVUjF
— NEWS_TOPICS_ (@NEWS_TOPICS_x) 2017年9月12日
実は今年もう一個好条件な流星群があって11月にあるしし座流星群も新月の日(前日)に極大日を迎えてしかも1時に極大を迎えます。
— あつし✿ (@_p_a_n_d_a_y) 2017年9月21日
2019年、広島から空を眺めよ
お祝いやプロポーズ、フェスなどのイベントでたくさんの流れ星が現れたら…。
なんて夢のよう☆
その夢、流れ星に託すことなく叶えます!と言われたら、どうだろう。
その名も、世界初の宇宙エンターテインメント会社、株式会社ALE!
人工流れ星事業「Sky Canvas」を進めている。
ALE_Astro Live Experiences from ALE_Astro Live Experiences on Vimeo.
人工の流れ星も自然のものと原理は同じで、ビー玉ほどの粒を人工衛星から放出させる。
カラーバリエーションもあり、白、青、緑、オレンジを開発済み、現在は赤色を検証中とのこと。
来年、2018年に粒を載せた人工衛星を打ち上げ、2019年に広島の上空に流す予定だ。
流れ星に託す思い
このプロジェクトは、ただ流れ星を生み出すだけではない。
隕石や流れ星、謎につつまれていた高層大気のメカニズムを解明し、人工衛星や国際宇宙ステーションなどを安全に突入し廃棄させるためのデータ収集にも貢献していく。
株式会社ALEは、科学とエンターテインメントの両立による宇宙技術の革新を目指し、世界初の『人工流れ星プロジェクト』を目指しています。宇宙を舞台にしたエンターテインメントの提供を通して、様々な科学発展に貢献します!#はじめてのツイート#人工流れ星#宇宙ビジネス pic.twitter.com/i0kWx3TDof
— 世界初「人工流れ星プロジェクト」-ALE (@ALE_StarAle) 2017年9月17日
このプロジェクトで宇宙がより身近になり、新たな発見も生まれることだろう。
単なるエンタメではなく,隕石,高層大気,人工衛星の廃棄の研究にも貢献するのか(https://t.co/5GRpunXSn2)。面白い。一方で,本物の流星・隕石は,彗星が遺した塵だったり,遠い天体由来だったりするところにロマンがある。そういったロマンも忘れずに伝えていって欲しいな https://t.co/HC0QmYFDrN
— 高嶋秀行(Newton編集人) (@Takashima_Hidey) 2017年9月17日
今後、わたしたちが目にする流れ星は自然のものだけではなくなる。
いま自分が見た流れ星は、誰かのために作られたものかもしれない☆
それは新たなロマンで、流れ星にはやはり願いが込められているのだ。
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