2018年平昌パラリンピックを経由し2020年東京パラリンピックまで、2016年から開始している5年にわたるIPC(国際パラリンピック委員会)とWOWOWによる共同プロジェクト、障害者アスリートを特集するWHO I AMシーズン2が10月29日から始まります。

第2シーズン第1弾は、リオ・パラリンピック車椅子フェンシング金メダリスト、ベアトリーチェ・ヴィオ選手です。

ゴールドメダリストとして

2016年リオパラリンピック、車椅子フェンシングで金メダルを獲得した、イタリアのベアトリーチェ・ヴィオ選手は、当時のアメリカ大統領バラク・オバマの待つホワイトハウスへ、当時のイタリア首相マッテオ・レンツィとともに出向きました。

オバマの待つ晩餐会へ参加するイタリア代表として選ばれた数人に、彼女が含まれていたのです。

イタリアの誇る人物

その晩餐会はオバマ大統領にとって13回目のものであり、おそらく最後のものになるであろうと決まっていたものでした。

イタリアからワシントンDCに、首相と同行する人物の選考にあたってレンツィ首相が重要視したのは、「公に認められている無難な人物」ではなく、自国の文化を伝えるために、国が紹介すべき最適な人材であるという点でした。

レンツィ首相は語っています。

「誇りを持ってご紹介できる人物ばかりです。イタリア代表団として、ありきたりでない新鮮な人選ができたことを誇りに思います」

若干19歳での載冠

19歳で金メダルを獲得したヴィオ選手は、リオ本大会まで直近の11試合を連勝し、完璧とも言えるシーズンを経てのパラリンピック初出場での優勝でした。

さらに、フルーレ団体戦ではイタリアチームを銅メダルに導いています。

ヴィオ選手についてレンツィ首相は語っています。

「彼女は、今日の若者の美しさ情熱を体現している。次世代のお手本になる人物だ。数多くの困難に遭遇し傷ついても、彼女は前進を止めなかった。彼女と離陸の飛行機に同乗できたことを本当に嬉しく思っている」

前日に当たる10月17日の月曜日、ヴィオ選手はツイッターにつぶやいている。

「ドレス、靴、アクセサリー、義足…よし、バッグの中身はバッチリ。明日わたしはワシントンに飛び立つ。自分でも信じられない

これに対しレンツィ首相は返信している。

「本当に、すてきな女性です。さあ、明日は共に参りましょう」。

via:Official Website of the Paralympic Movement • IPC

via:WOWOW