岡山県倉敷市・香川県高松市で就労継続支援A型事業所を運営していたあじさいグループが7ヵ所の事業所を閉鎖し、雇用契約していた障害者282名の大量解雇のニュースから広がっているA型事業所の問題。

以前から、ちょこちょこ経営が上手くいっていないA型事業所が多いという噂は聞いていましたが、自分がその内部を知らない限り、その情報は又聞きで、信憑性は…?…。

私の地元鹿児島の現状も報道されないので、正直わかりません…。

あじさいグループの事例がある岡山県に関しては、A型事業所の様々なニュースが報道されていますし、香川県、愛知県や沖縄県では継続的にニュースになっています。しかし、他の都道府県ではこの話題はあまり取り上げられていません。実際のところはどうなのか…どこの都道府県でも厳しい状況なのではないかと思います。

就労継続支援A型事業所とは?

障害者総合支援法(旧障害者自立支援法)に定められた就労支援事業の1つであるA型事業所。

企業への就職が難しい方に就労機会を与えるとともに、生産活動を通して、その知識や能力の向上に必要な訓練などの障害福祉サービスを供給することを目的としています。

また、障害者と雇用契約を結び、原則として最低賃金を保証する雇用型の障害者福祉サービスです。

岡山県内のA型事業所の8割が赤字体質の経営

岡山県内にはA型事業所が152ヵ所あります。その中の約8割に当たる125の事業所が、事業収益だけでは利用者の賃金を賄えない赤字体質の経営であるという事実が判明しました。厚生労働省は、赤字体質の事業所には、「経営改善計画」の提出を求め、自立経営を要請しています。

確かに、経営改善計画は大事です。必要です。しかし、8割が赤字っていうことは、多分、計画を立てて改善しようとしても、そう容易にできるとは到底考えられないのです。

今の制度では無理なのでは?

岡山県では、8割が赤字という事実、A型の運営者たちで作る団体 NPO法人 就労継続支援A型事業所全国協議会 が経営状況を調査した結果、回答のあった365事業所の平均で、約788万円の赤字だったそうです。内訳は、2015年度の決算で、就労支援事業単体の収入…約2,913万円に対し、障害者への賃金と事業経費の合計…3,701万円とのことでした。

回答している事業所が365事業所と、全体の約1割(2017年3月現在、全国で3,596事業所)ですが、赤字経営を余儀なくされている事業所は多いと予測できます。

4月に施行された厚生労働省令の改定の1つ、国の給付金を賃金に充てることを原則禁止とすること。これは、最もなことであるとは思いますが、これだけ赤字を抱えた経営をしている事業所が多い事実を踏まえたら、今の制度では廃業に陥るA型はどんどん増えるでしょう。短期間での改善は簡単ではありません。

 

事業収益の改善策は…まず、黒字経営に成功している事業所に学ぶこと…そして、そこからの創意工夫が求められます。

A型事業所を運営されている方々は、頭の痛い課題が山積だと思います。理念、信念をもう一度思い出すこと…そして発想の転換とつながりが早急に必要なのではないかと考えます。

岡山県内A型事業所の8割が赤字 補助金頼み、体質改善不可欠: 山陽新聞デジタル|さんデジ岡山県内A型事業所の8割が赤字 補助金頼み、体質改善不可欠。山陽新聞デジタル(さんデジ)は山陽新聞社のニュースサイトです。岡山県内各地域や国内外のニュース、スポーツ速報を配信します。www.sanyonews.jp

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