9月に入り、すこしずつ秋を感じられるようになりました。

食欲の秋。運動の秋。そして、芸術の秋!

絵を描くことが好きで、芸術作品を鑑賞することも好きなわたしが、秋と聞いて真っ先に思いつく言葉です。

突然ですが、質問です。

「アート」と聞いて、あなたは何を思いますか。

アートはむずかしい?

この夏、出掛けた展覧会。

わたしはそこで、幼稚園生くらいの女の子と出会いました。

車椅子に乗る自分に興味を持ったようで行く先々に付いてきて、一緒に作品を覗きこみました。

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すこし強気な口調と、彼女に構わずにひとりで楽しんでいる家族の姿に、最初は困ったわたしたち( ´ `; )

ですが、彼女の見え隠れする素直さと、なによりも作品を観る姿勢に最終的にはキュンッ☆

そして、改めて思ったのです。「アートっていいなぁ」と。

(せっかくだし、一緒に来た家族で楽しんでほしい気持ちにもなりましたが…。)

アートが好きでも、実はよく分からない!

もう1度、聞きます。

アートって何だと思いますか。

「分からない。」「むずかしい。」「興味がない。」

わたしはそこも含めて、アートなのだと思います。

アートに興味がある人は美術館をひとりでも楽しめますが、そのような人にも同じことを聞くと、それぞれ異なった答えが返ってくるでしょう。

また、わたし自身も作者は好きですが、作品は恐くて、よく分からなくて苦手…というものもあります( ´-`;  )

だけど、アートは世界からなくならない

周りをぐるりと見てみてください。

壁のしみ。木漏れ日。年々刻まれる肌のシワ…。

それも人によってはアートになります。

文字がない時代には物事を伝える手段でもありましたが、その根っこは今も変わらないでしょう。

綺麗だと感じたものを、思いを、言葉にできない衝動を、形にしたものがアートです。

例えばお金を得るためであっても、それもその人のひとつの思いです。

だから、分からなくてもオッケーです☆

作った本人も説明ができないものがあるのです。

 

今度アートに触れる機会があったら、すこし想像してみてください。

できたら誰かと一緒に、あーだこーだとお互いに感じた気持ちを話しながら。

「この線、思いきったなぁ。描いているときに何かあったのかな。」

「何でこうなった!作者には、世界がこんなふうに見えているのかな。」

作者の気持ちに寄り添っているうちに、もしかしたら意外な自分に気づくかもしれません。

相手のことを知るきっかけにもなるでしょう。

これがわたしのアートの楽しみ方であり、自分なりの答えです。

アートに触れている時間は、時代も文化も固定概念もひょいっと飛び越え、どこかへ行ってしまうのです。

そして、やはりアートに興味が持てなくても、それもまたひとつの答えでしょう。

あなたには、あなたに合った感じ方があり、それを知るきっかけになったのですから。