8月31日午後7時35分、埼玉県さいたま市、埼玉スタジアム2002サッカー日本代表はロシアワールドカップアジア最終予選第9戦、対オーストラリア戦を迎える。

この試合に勝てば日本の本大会出場が決まるが、負けると最終戦である対サウジアラビア戦、および2位以下の成績次第で第5代表に向けた長い戦いに臨まなければならなくなる。

ハーフタイムを含めて試合時間が約2時間とするなら、午後9時35分の日本は歓喜に包まれているのか最終戦への重い空気に淀んでいるのか、そんなことまで心配になってくる。

出場を決定する僅かな差

ロシアで開催される本大会は目の前。しかし、ここで気を緩めるわけにはいかない…

サッカーロシアW杯アジア最終予選、対オーストラリア戦が8月31日、日本時間19時35分から埼玉スタジアム2002で行われる。この試合に勝てばワールドカップ出場が決定、引き分けまたは負けだと最終戦の結果次第で第5代表を争うことにもなりかねない。

グループBは極めて混戦の様相を呈しており、日本は首位ながら2位サウジアラビア、3位オーストラリアとの勝ち点差はわずかに「1」。現在勝ち点10のUAEをのぞき、上位3チームにグループ2位以内での出場の可能性が残されている。

3位でも第5代表決定戦の目が残されているが、その枠を勝ち取るまでのさらなる長い手間を考えると、なんとしてもグループ2位以内で出場権を手にしたいところだ。

西芳照という男

この試合は今回、ホームで行われるもので、選手たちの胃袋を満たす料理番、チーム専属シェフの西芳照(にし よしてる)の出番はない。

しかし、最終戦となるアウェーでの対サウジアラビア戦ではチームに帯同し、現地で選手の食事の準備をするはずだ。

今日の試合も、西は代表の勝利を祈って応援しているに違いない。今年の日本は猛暑が続いている。試合会場の埼玉スタジアム2002も、試合開始時刻19時35分の時点で涼しくなっているという保証はない。

ホームでありながら気候に苦しむといった悪条件で、体調面のコンディションが不安要素ともいえる。

さらに、多くの主力選手がケガで出場が困難な状態にあり、出場しても万全のコンディションとは言い難い。そのような中で、先発メンバーが最大のパフォーマンスを発揮するために食事がどれだけ重要な要素であるか、灼熱のアウェー戦を控える選手たちは嫌というほど分かっているだろう。

対オーストラリア戦、W杯予選本大会勝ち星無し

日本はオーストラリアとの対戦成績を8勝7敗9引き分けとし、ほぼ五分の成績を残している。

しかし、ワールドカップ予選に限定してみれば日本はオーストラリアに勝ったことがない。本大会でも負けている。

さらに、近年のオーストラリアサッカーは欧州の流れをくみ急速に発展を遂げている。本来、体格的に長身で骨格のしっかりした欧州系の体格を持つ彼らが、戦術面における不安要素をカバーしてしまえば日本の勝利は以前より困難なものとなるに違いない。

監督のハリルはDFの先発を最近ほぼ固定してきたが、日本の最終ラインが突破に弱いことは毎度の試合を見ればよく分かる。

さらに今回、故障で出場が危ぶまれている選手はFWなど前の選手が多い。得点機が限られているなら徹底的に守り抜くことも必要になってくるだろう。

おそらく、最終戦となるアウェーの対サウジアラビア戦が重要な試合になってくる。

今夜の試合で日本が勝ち、サウジアラビアとの試合に余裕の持てるものになったとしても、アウェーでどれだけ戦えるかということが、本大会における日本の成績を予兆するからだ。

しかし昨日、日本代表にとっての朗報が入った。サウジアラビアがUAEとの試合に敗れ、日本のグループ2位以内の条件が若干緩くなった。

オーストラリアとの試合で引き分け若しくは負けたとしても、サウジアラビアとの最終戦で引き分ければ、グループ2位でワールドカップへの出場権が確定することになった。

それでも、アウェーで強豪サウジに引き分けることだって簡単ではない。実力的に互角な相手と灼熱のアウェーで対戦するのだから、ホームで勝っておくに越したことはない。

西シェフが、あまり活躍しなくていい結果となることが望ましいということだ。もしも選手たちが、試合前に代表カレーを食べることにでもなれば、彼らはどれだけリラックスして試合を楽しむことができるだろうと想像する。

だから、今夜あと少しで開始されるオーストラリアとのクルーシャルな試合に、西芳照も関与してくれないだろうか。

1試合1人あたりの総移動距離が10キロにも及ぶ100分ほどの長い試合前に、体を重くする重い炭水化物は摂取できないかもしれないが、「西さん」というおふくろが、ここまできて根性論で申し訳ないが、若き侍たちの大和魂を燃え上がらせてくれるはずだと思わずにはいられないのだ。

日本代表専属シェフ・西芳照。厨房から見た“もう一つのW杯”。 – サッカー日本代表 – Number Web …サッカー日本代表の専属シェフを務める西芳照は、ブラジルW杯から帰国後、福島の「Jヴィレッジ」に戻って忙しい日々を送っている。東日本大震災以降は、福島第一原発の事故対応の拠点となってきたこの場所で、number.bunshun.jp

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