様々な方への窓口対応が求められる金融機関。高松市の香川証券に高齢者や聴覚障害者の方との会話を支援する仕組みが導入されました。今回採用されたのはユニバーサル・サウンドデザイン社が開発したcomuoon(コミューン)というハードウェアです。
香川証券(高松市)は5日、耳が聞こえにくくなった高齢者や難聴者との会話を支援する卓上型システムを、中四国の全12店舗に導入した。卓上のマイクで窓口担当者の声を拾い、聞き取りやすい明瞭な音に変換する。安心して窓口を利用できるようにする。
comuoon(コミューン)は<「聴こえやすい」を、みんなのあたり前に。>をコンセプトに開発されたハードウェアです。
comuoon(コミューン)は「聴こえやすく」を追求するために、様々な工夫が施されています。
たとえば、タマゴのような形状にも意味があります。
通常のスピーカーの場合、音は拡散しながら伝わっていきます。聴こえやすさを高めるためには、音を耳までまっすぐに届ける必要がありました。この課題を解決したのが、卵形状。音の拡散を防ぎ、指向性を高めたことで、聴こえやすさが飛躍的に向上しました。
使う人を安心させせる優しい形状に、音へのこだわりを感じました。
どうやら、香川では今年4月の障害者差別解消法をきっかけに、徳島銀行・高知銀行にcomuoon(コミューン)の導入が相次いでいるようです。合理的配慮を意識した素晴らしい取り組みですね。
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO04487450V00C16A7LA0000/
via:日本経済新聞
http://u-s-d.co.jp
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