学生のころ、家を出る合図はワイドショーの最後に流れる占いだった。

自分の順位が出るまではテレビを消せず、最下位だったらちょっと慎重に、1位だったら意気揚々と出掛けていた。

身体を目覚めさせるのに朝の占いはうってつけだった。

石井ゆかりさんって一体、何者?

在宅で仕事をしている今はテレビをつける暇もなく、あれこれしているうちに仕事時間になる。

しかし、時間に余裕があるときに見るものがある。

石井ゆかりさんの「今日の占い」だ。

先月の日付であるが、まずこちらを読んでいただきたい。

完成度の高いことの比喩が薄皮まんじゅう!しかも傑作の文字も!

※実際は12星座分のオノマトペが書かれています。

普段は一文、もしくは午前と午後を一文ずつまとめてくれている。

だがオノマトペ以外も、時に道や白っぽい食べ物!?などの比喩もあり、四字熟語や漢字一文字だけの日もある。

ラッキーモチーフなども出てこず、とにかく占いらしくない。

知るほど不思議な魅力を増す、独特な世界

改めて石井ゆかりさんの職業ってなんだろうと思い、調べてみた。

なんと、占い師ではないという。

ご自身のことをライターといい、書き物の延長上に独学で学んだ占いがあるそうだ。

著作も多い。

占いを始めたきっかけは振られた彼氏の好きになった人が星占いができたから、前職はウェブのプログラマーというのも面白い。

ちなみに猫好きの酒豪で、二日酔いのときは朝の占いを漢字一文字にする、とも書いてあったw

(公式サイトのプロフィール内、100の質問はほぼ酒の話で埋まっている。)

ゆるくも力強い、癖になる言葉たち

占いは毎朝だけではない。週報や年報もある。

しかも、そのすべてが無料なのだ。

特に年報は星座ごとにとても詳しく、最初に読んだときはどういう事だろう?と思った言葉も、年の瀬に読み返してみるとハッとすることも多い。

なにより決めつけや否定的な言葉がないため、読んでいると力が湧いてくるのだ。

結局、物事を決めるのは自分自身。

石井ゆかりさんの文章を読んでいると不思議とそう思え、自分を後押ししてくれるように感じる。

占いと捉えずに、ただ文章を楽しむのもありだろう。

そう来たかー!とニヤッとしたり、今日はなにが起こるんだろう?とワクワクしたり。

1日の始まりのアクセントに、ぜひ1度読んでみていただきたい。

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