「鉄拳」という芸人を知っていますか?スケッチブックに自分で描いたイラストにツッコミを入れる「めくり芸」でウィットに富んだネタを提供する吉本興業所属の芸人さんです。
鉄拳さんは長野県大町市出身の44歳、本名を倉科 岳文(くらしな たけふみ)さんといいます。
鉄拳さんによるパラパラ漫画「振り子」は、YouTube に上がると瞬く間に視聴数が上昇。同作品はイギリスのロックバンド「MUSE」による『エクソジェネシス(脱出創世記):交響曲第3部(あがない)』公式PVに採用されるまでになりました。
その後現在にいたるまで多数のパラパラ漫画を制作している芸人「鉄拳」。
母の日を間近に控えた今、母の偉大さを讃えた鉄拳による名作パラパラ漫画「母のサポーター」をご覧ください。
https://youtu.be/xphCp96YjLw
今年の母の日は5月14日
2017年の母の日は5月14日です。「口やかましい大人」という印象から、歳を重ねるにつれ「心配な高齢者」と変貌を遂げた私の母。
母は今も関節リウマチを患っていますが、自分にできる最高の親孝行は私自身が幸せに生きることと解釈し、私は自分の人生を頑張っています。
鉄拳のパラパラ漫画は以前から知っていて、芸人「鉄拳」としてのネタも気に入っています。今回の「母のサポーター」は、くらしの友が主催する「つたえたい、心の手紙」第8回銀賞受賞作をもとに作られたものです。
母はなぜ子どもに自分の苦労を隠す?
子どもに心配かけたくないからでしょう。作品を見ると分かることですが、母は子どもに自分が苦労している姿を見せたがらないものです。
「母のサポーター」作品中でも、自分が膝を悪くし体力的に弱ってきても、平気を装い誰に助けを求めようともしません。
子どもにとって父にあたる自分の夫が倒れて以来、自分よりも大きな夫を背負って介護にあたる母の姿に涙が滲むと同時に「あるある!」と、あるあるネタを見るかのような感動を覚えます。
作品のもととなった手紙文を読むと、作品中のお母さんも本当は肩や腰の痛みを隠していることがわかります。遠くに住んで仕事に励む息子に苦労をかけまいと最期まで真実を隠し続けるのです。その真実とはいったい……。
自分自身が介護を受けておかしくない年齢になっても、いつまでも母としての信念に変わりはありません。
鉄拳の作品の多様性、評価の高さ
鉄拳は、冒頭でもご紹介した「振り子」で一躍、パラパラ漫画の作家として有名になりました。
同作品は当初、フジテレビの深夜番組「DO!深夜」の1コーナーで紹介されました。さらにYouTubeに上がると国内外からはその完成度の高さに賞賛の声が集まり、視聴回数は110万回を越え、実写化もされました。
実写に対する評価はさまざまですが、オリジナルのパラパラ漫画への評価の高さは不動のものです。
MUSEとのコラボはその後も続き、第2段「フォローミー」第3段「アフターマス」へと続きます。
母の日だから特別なことをしなければならない訳でもなく、母の日ではないから何もする必要ないということでもありません。毎日同じように、母以外に対しても自分に対しても、人を大切に思う気持ちが必要です。
それは、自分のためだから。
でも、普段あまり言えない感謝の気持ちや出来ないことをしてあげる機会として、言い訳みたいに母の日を使えばいいのです。
今となっては、自分自身はもうずいぶんと大人になってしまいました。
近いうちに介護の必要な高齢者として、母を看なければならないでしょう。
自分が何もしてあげられないことに不甲斐なさを感じるのは「大人になった子どもあるある」です。母親の方でも「子どもに何をしてあげただろう」と、いつまでたっても不安に思っていることでしょう。
こちらは「母親あるある」なのです。
http://www.kurashinotomo.jp/tegami/tekken/
via:くらしの友
https://matome.naver.jp/odai/2135157066530374901
via:NAVERまとめ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84%E6%8B%B3_(%E3%81%8A%E7%AC%91%E3%81%84%E8%8A%B8%E4%BA%BA)
via:Wikipedia
http://www.oricon.co.jp/news/2071584/full/
via:ORICON NEWS