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2017年ゴールデンウィークは観光地の穴場、知覧特攻平和会館へ

今年2017年のゴールデンウィークは、4月29日の昭和の日から始まる企業が多いことと思います。九州は桜も早く咲き始めるので、観光地として行楽に選ばれることも多い土地です。鹿児島県なら、桜も楽しめる観光スポットとして知覧平和公園なども有名です。

GWに入るころはもう5月なので桜の木は葉ばかりになっているかもしれませんが、知覧特攻平和会館には多くの観光客が訪れていることでしょう。5月は少し暑いくらいかもしれませんので、軽装で記念公園内を散策したり、平和会館で当時の様子を知ったりするにはいいと思います。

https://twitter.com/OQw62m/status/849145320973844481

ゴールデンウィークに知覧が選ばれる理由

行楽に「教育」の要素を入れるのはふさわしくないかもしれません。それでも、この地を訪れる多くの方々は何かを学びたい気持ちでやって来るのではないでしょうか。平和会館内では、少数ながらだいたいいつも小さなお子さんの声が聞こえてきます。

特攻」という戦時中の非人道的作戦を理解しているのかどうかは分かりませんが、小さなうちからこの事実の存在を知ることには大きな意味があるでしょう。多くの、死を目前にした若者の悲痛な叫びが陳列されている館内で、大騒ぎするわけでもない子どもたちが、ご両親と戦争や平和について話す様子を目にすると、この地の存在意義を確認する気持ちになります。

知覧特攻平和会館の楽しみ方

館内には、特攻に飛び立った方々が遺した手紙が多数陳列されています。その多くは両親などの家族に宛てたもので、感謝の思いを中心に綴られています。

昭和55年6月に知覧町が実際に海底から引き揚げた、戦時中使用された本物の飛行機も展示されています。館内はすべて合わせてもそれほど広くはなく、すべて回るのにそれほど時間がかかるわけではありません。しかし、文書などテキスト類の資料が多いので、残さずすべて読むとかなり時間はかかるでしょう。

同じ敷地内の、館から少しだけ離れた場所にお茶屋さんがあります。知覧茶をアイスでも飲めるので、これから暑くなる時期でも冷たいお茶で一休みすることができます。場所が戦争を扱うところということもあり、少し不謹慎という気持ちになるかもしれませんが、観光に来たなら知覧という土地をぜひ楽しんでいただきたいです。

その他の近隣観光地

知覧は鹿児島市ではないため、その他の観光地に訪れるための足にそれほど恵まれているというわけではありません。交通機関の事情もあって、最近はレンタカーを借りて独自に観光する方も増えていると思います。

知覧特攻平和会館から鹿児島市南部の桜の名所「慈眼寺公園」までは車で約40分です。慈眼寺公園の桜は、GWのころはもう散ってしまっているかもしれませんから、もし4月に訪れるなら連休に関わらず早めに訪れることをお勧めします。

旧知覧町は現在「南九州市知覧町郡」として自治体に区分され、鹿児島市とは南部で境界線を接しています。鹿児島市にとても近い場所にあり、鹿児島市の繁華街である天文館鹿児島中央駅からはバスも出ています。天文館や中央駅からバスなら1時間30分程度かかるはずです。

その他、鹿児島市南部には九州で唯一コアラが見られる「平川動物公園」があります。たくさんの植物、木々、花々も多く植えられていて、もとても綺麗な場所です。

敷地内もとても広くて全部見て回るのに結構時間もかかります。飽きることなく楽しめる場所ですのでゴールデンウィークの行楽として訪れてみてはいかがでしょうか。

4月末から5月にかけての知覧は寒さやわらぐものの暑いというほどでもなく、たくさんの木々の下ベンチに座り、涼しい風を浴びながら思いを巡らすにもとてもいい場所です。

知覧のある南九州市は鹿児島市に南部で隣接していますから、知覧で過ごしてから鹿児島市に向かっても、その逆でもたくさん楽しめると思います。知覧からさらに南下すれば温泉で有名な指宿かつおの水揚げ漁港枕崎もありますので、さまざまな観光地と連携させて鹿児島を楽しんでいただければいいなと思います。

http://www.chiran-tokkou.jp/index.html

via:知覧特攻平和会館

https://hanami.walkerplus.com/detail/ar1046e60343/

via:ウォーカープラス

リニューアル情報

via:鹿児島市 平川動物公園

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