毎年4月2日は、自閉症の方々の生きづらさについて気づいて頂ければ…との想いから、国連が定めた『世界自閉症啓発デー(World Autism Awareness Day)』

世界中のランドマークを青く包むライトアップイベントが各地で開催予定です。

東京では、東京タワーなどが、私の住む鹿児島では、観覧車アミュラン(アミュプラザ鹿児島6階)、いおワールドかごしま水族館(鹿児島市本港新町3-1)、甲突川の橋梁(高見橋・西田橋)が優しい青い光で包まれます。

自閉症に対するイメージは?

自分の殻に閉じこもっているだけでしょ?、とか、親の育て方が冷たかったから、コミュニケーションが苦手になったんじゃないの?、とか、いきなり大きな声を出したり、飛びはねたりして、どう接すればいいかわからない、とか…。

そういう声を聞く事があります。

育て方云々とか、見当違いもいいところで、当事者の方はもちろん、ご家族の方々が聞いたら、悲しさ・悔しさ・やるせなさなど、いろんな感情が渦巻くかもしれません。

脳の発達の仕方がアンバランスな事が原因で、後天的なものではなく、先天的な問題なので、ご本人たちは、何ひとつ悪いことはなく、ただ、少数派(マイノリティ)だから理解されにくく、生きづらいのではないかと私は感じます。

なぜ、青のライトアップなの?

人それぞれ、個性があります。

もちろん、自閉症と診断されている方々にも個性はあると思います。

私自身、知的障害者の入所施設や福祉作業所、学童保育所、スポーツクラブのこども体操教室で、自閉症と診断されている方々と関わらせて頂く機会がありました。

皆さん、それぞれ、性格も、こだわりも、好きなことも、苦手なものも違うので、自閉症のひとはこんな方々です。って、簡単に、なかなか説明することができません。

そんな中で比較的、多くの方にみられた共通点が、人混み大きな音などの刺激が苦手だということ。

世界自閉症啓発デーのイベントのひとつ『ライト・イット・アップ・ブルー』…ライトアップの光がブルーである理由は、ブルーは、視覚過敏なことが多い自閉症の方々でも、落ち着いて眺められる色であるからだそうです。

勝手な思い込み。

私は今、自閉症の当事者であり、作家東田 直樹(ひがしだ なおき)さんが、13歳のときに執筆した「自閉症の僕が跳びはねる理由」を読んでいる途中です。

190ページのうち、まだ41ページしか読めていないのですが、印象に残っている部分があります。

誰かと手を繋いでいて、いきなりその手を振りほどいてしまうことがあるが、それは、手を繋いでいるひとが嫌なわけではなく、タダ興味のあるものを見てしまうと、そちらに走ってしまう…というニュアンスの言葉が書かれていました。

私は、その場が耐えられないから走ってしまうんじゃないか、と思っていました。

勝手な思い込み…。

今まで自分の理解の中だけで、自閉症当事者の方々と接していたことに気づかせていただきました。かなり、反省しなくちゃいけないですよね。ほんと、すみません…。

4月2日には、『ライト・イット・アップ・ブルー』の他にも、各地でイベントが開催予定です。

自閉症啓発ウォーキングシンポジウムリーフレットの配布講演会映画上映など。

様々なイベントに参加して、自閉症について考えたり、ブルーの光を見ながら、優しい気持ちを思い出したり…。

皆さん、それぞれの形で、自閉症について考えていただければ嬉しいな…と思います。

 

世界自閉症啓発デー公式サイト – トップページ毎年4月2日に国連が定めた「世界自閉症啓発デー」の公式サイトです。www.worldautismawarenessday.jp

via : 世界自閉症啓発デー公式サイト

via : THE HUFFINGTON POST

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