気候が穏やかな国、オーストラリア。オーストラリアには、日本では見られない壮大な自然風景や、歴史的文化を持つ建造物などの名所が、数々存在する。素晴らしい景色を眺めてみたり、神秘的な気分に浸るなどしたりして、心の疲れをリフレッシュしてみては。
壮大な自然や国土を持つ国、オーストラリア
オーストラリアは、オセアニアに位置する壮大な砂漠と大自然に囲まれている国。面積は日本の約20倍で、大陸のほとんどが砂漠。人口は約2,300万人で、街の中心はほとんど海岸沿いに位置している。
自然界には、オーストラリアでしか見られないたくさんの動物(カンガルー・コアラ・カモノハシ・ワライカワセミ・ディンゴなど)や、2万7,700百種の植物などが生息し、19の世界遺産が存在する。
カルバリナショナルパーク(オーストラリア)
大地の息吹を感じられる広大な大自然。pic.twitter.com/DpFKdgxjqe— 見ないと後悔する世界の絶景 (@amasing_sc) November 13, 2015
オーストラリアの歴史
オーストラリアの歴史は約4万年前の氷河期時代、ニューギニア島から移住してきたアボリジニ人から始まる。
ヨーロッパ人が初めてオーストラリアに上陸したのは17世紀ごろ。オランダ人のウィレム・ジャンツがオーストラリア北部に上陸したのち、航海士のアベル・タスマンがタスマニア島を発見。続いて、イギリスの海賊ウィリアム・ダンピアが南部に上陸。
18世紀中期に入り、「キャプテン・クック」で知られているスコットランド人のジェイムズ・クックが、オーストラリア東部のボタニー湾に上陸。その周辺を国王ジョージ3世の名において占有し、土地名を「ニュー・サウス・ウェルズ」と名付ける。元々住んでいたアボリジニ人から領土を取り上げ、移住活動を開始する。
18世紀後期、総督のアーサー・フィリップはシドニー湾を発見し、イギリスの国旗を掲げた。その日をオーストラリア・デーとして、今でも祝福されている。後に、植民地として複数の州ができた。
20世紀になると、6つの植民地が統合し「オーストラリア連邦」となり、イギリスから独立した。首都は一時的にメルボルンに置かれたが、後にキャンベラが正式に首都となる。
オーストラリアの各名所
オペラハウス(世界遺産)
ニューサウスウェルズ州のシドニーにある、シドニーの象徴的な複合施設。シドニー湾に面しており、近くには「ハーバーブリッジ」がある。屋根には、スウェーデン製のセラミックタイルが約100万枚ほど使われている。
内部には劇場やコンサートホール・シアターなど5つの劇場が存在。その他にもレストラン・カフェやバー・ギフトショップ・リハーサル室・図書館・ギャラリーなどがあるのだ。
シドニー・オペラハウス (オーストラリア pic.twitter.com/SxHcrAeRZS
— Eri (@eri2688) January 31, 2017
グレート・バリア・リーフ(世界遺産)
クィーンズランド州の海岸沿いにある、約2,000kmにも及ぶ世界最大の珊瑚礁。「グレート・バリア・リーフ」は約900の島で出来ており、約400万種のサンゴ・1,000種類の魚・200種類の鳥類が生息している。なんと、ハートの形をした珊瑚礁もあるのだ。
ダイビングやサーフ、セーリングなど数々のツアーが開催されており、ミンククジラなどの魚たちと一緒に泳げたり、海底に眠っている豪華客船の沈没船の鑑賞などができる。
【オーストラリア】グレート・バリア・リーフです。オーストラリア北東岸に広がる世界最大のサンゴ礁地帯で、1981年に世界遺産に登録されました。宇宙空間からも確認できるほど広大で、生物が作り出した単一の構造物として世界最大の大きさです。 pic.twitter.com/5SnJpkPgjd
— 絶景すぎる世界 (@zekkei_star) March 13, 2017
https://twitter.com/hayashiyu_ki/status/834390027853389825
エアーズ・ロック(世界遺産)
ノーザンテリトリー州に位置する、世界で2番目に大きな巨大岩。高さは335m、周囲は9.4kmもある。岩はほとんど鉄でできており、表面は錆びて茶色に染まっているのだ。
語源は、植民地の指導者である「ヘンリー・エアーズ」の名を取ったもの。オーストラリアの中心にあるので、「地球のヘソ」と呼ばれることもある。原住民であるアボリジニでは「ウルル」と呼ばれており、現在でもアボリジニ人がそこで宗教行事を行っている。
ふぅう・・・・・・・予約完了・・・・・・・・・・
水曜から再び弾丸旅行でエアーズロックいってきます pic.twitter.com/KUPOsJHViH— こうのななこ (@739nanak) February 12, 2017
スリー・シスターズ(世界遺産)
ニューサウスウェルズ州のブルー・マウンテンズ国立公園(世界遺産)の峡谷にある3つの岩。何千年にも及ぶ風化により、このような形になっている。エコーポイント展望台からの眺めは絶景。
スリーシスターズにはアボリジニの伝説があるのだ。結婚禁止にも関わらず、3人の姉妹「マイナー」「ウィムラー」「ガナドゥ」を3人の兄弟が誘い出そうとしていたので、長老が3人の姉妹を護るために岩に変えたと伝えられている。
【ブルーマウンテンズ(オーストラリア)】
1億年前からの大自然が現代に残されている人気スポットで、億年以上前の植物とされるウォレミマツや、132種の固有種など、豊かで貴重な植物が生息しています。 pic.twitter.com/lkdJgcT5O7— 世界の絶景 bot (@sekainozekkei00) February 5, 2017
カランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリー
クィーンズランド州の南東の海岸沿いにあり、約1,400の生き物が生存している大自然を再現した巨大な動物園。
コアラや子供のワニを抱っこできたり、自由に動き回るカンガルーや珍しい鳥類のエサ付けができる。その他にも、母親の袋に入った赤ちゃんカンガルーの観覧・無料で乗れる小さな電車・アボリジニのダンスなど多種のショー、他にもいろんなアトラクションが楽しめるのだ。
書きました♡→ゴールドコーストでコアラを抱っこ! カランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリー | オーストラリア https://t.co/ANUf59WLtC
— mayu (@1gamayu) February 20, 2017
グレート・オーシャン・ロード(世界遺産)
ビクトリア州メルボルンの南西にある、全長250kmある壮大な景色を観望できる車道。
生物の死骸が何億年の歳月をかけて積み重なってできた12の岩「12使徒」や沈没船・熱帯雨林・グレートオトウェイ国立公園・世界最大級のサーフスポット・ロンドンブリッジなど、いろんな観光スポットが観望できる。たまに、コアラやカンガルーを鑑賞できることもあるのだ。
【オーストラリア】グレートオーシャンロード pic.twitter.com/byNi0y1wjA
— 世界一周してみたい!! (@kondow0331) June 19, 2016
セント・パトリック大聖堂
ビクトリア州のメルボルン市街地にある、オーストラリア最大の大聖堂。約70年の年月をかけて、1939年にゴシック・リバイバル様式にて建設された。高さは約105m。
内観はかなり広く、ゴシック調で装飾されており、歴史を感じさせる秀麗な造りになっている。入口上部には美しいステンドグラスがあり、壁のいたるところに年代を感じさせる大きな窓が並んでいる。通路の両側にあるアーチ状の高い天井は、古風で大きな柱がいくつも支え合っている。祭壇付近には礼拝堂や講壇があり、大きい十字架やガーゴイル像などが飾られている。
半休の日だったので競馬とは離れてメルボルンの街をブラブラと散歩。30℃を余裕で超える真夏日ですが公園の木陰の芝生の上で寝転がっている人達もちらほら。写真はセントパトリック大聖堂。 pic.twitter.com/P6Ns6DdUzC
— 中村純一 (@Jun1Nakamura_au) January 5, 2017
メルボルン・セント・パトリック大聖堂! pic.twitter.com/XzKoFaRv2J
— おりおり@マーシフル (@farua13) August 8, 2015
今現在、有意義に過ごしたい方や癒やされたい方、人生を考え直したい方、考えに行き詰まっている方など、たくさんの方が存在する。そういう方には海外旅行がおすすめ。
海外には、私たち日本人の知らない不思議な情景やいろんな歴史ある文化など、素晴らしい観光スポットがいくつもある。たとえば、私たちの知らない様々な人種や動物たち、観ているだけで胸がいっぱいになる壮大で素晴らしい大自然、時代の流れを感じさせる歴史ある建造物など。
日本だけではなく、外の世界を知ることも大切。世界を知ることによって、自分の生活や人生設計などを今よりも幅広く再考できるようになる。また、ストレス発散にもなるので、健康にもいい。
人生一度でいいので、長期休暇を取り、海外に行ってみては。
https://retrip.jp/articles/8602/?
via:RETRIP
https://worldheritagesite.xyz/great-barrier-reef/
via:世界遺産オンラインガイド
https://www.expedia.co.jp/St-Patricks-Cathedral-Melbourne.d6061041.Place-To-Visit
via:Expedia.co.jp
http://www.travelvision.co.jp/schoolaustralia/learn/history-culture/history/australia.php