ヤマト運輸(クロネコヤマト)が、ネット通販の増加による人手不足を訴えている。それもそうだ。通販大手Amazonの宅配業務から佐川急便が撤退して早4年。ますます増えるネット通販によりヤマトの負担はついにピークにきているのかもしれない。

配送人員を増やしたヤマトだが、宅配サービス自体を根本的に見直すことを検討しているという。正午から午後14時の時間帯の指定配達を取りやめ、ドライバーの負担軽減に努めるというものだ。

ネット通販増により増える「再配達」の壁

私もAmazonだけではなくネット通販ヘビーユーザーなのだが、毎回宅配業社の方にはご迷惑をおかけしている。不在にしている時間が長いため、なかなか玄関先で受け取ることができないのだ。再配達伝票に記載されているドライバーの番号に電話をすると、毎回快く(おそらく)引き受けてくれる。そんなドライバーの方々に、この場を借りて感謝、そして謝罪の言葉を言いたい。「いつもありがとうございます。おつかれさまです。(そして本当にお手間をかけて申し訳ない)」

わざわざネットで買わなくても…というような小さな商品も、ネットのほうが安価であったりするものだ。現代人は忙しい。お店でじっくりと実物を見て検討して購入したいものだが、隙間時間でネットのレビューや評価を見て指1本でポチッと買い物ができる便利な世界は、今や私たちには欠かせないものになっている。

「宅配ボックス」は業界の救世主!

再配達問題に対し、重要なのが「宅配ボックス」。宅配ボックスを設置している世帯は少なく、さらに共働きの世帯も多い。現代人は家を不在にしている事が多いようだ。

そんな再配達問題を改善すべく、日本一共働き率が高いとされている福井県にて宅配ボックスを設置したらどれだけ再配達は減るのか?という実験結果が発表された。2016年12月、1ヶ月間の集計だ。なんと、設置前に再配達率49%だったのが設置後は8%にまで激減!

住宅メーカー各社は、戸建てに対し宅配ボックスを標準装備するなどの取り組みを始めている。インターネットの進化、時代と共に家づくりも変わろうとしている。増えるマンション建設にも、宅配ボックスの標準装備が欠かせないのではないだろうか。

コンビニ受け取りという便利な受け取り方法もあるが、なかなか再配達が減らないのは、保管期間が短く大きな荷物や重い荷物は玄関先まで運んで欲しいというユーザーが多く、コンビニ受け取りに対応していないネットサービスもまだまだあるのかもしれない。

昨年、首都圏の約100駅に「宅配受取ロッカー」の設置を始める取り組みを発表し、政府は設置費用を補助する制度も新設。それだけ宅配ロッカーの重要性(宅配業社の負担軽減)が懸念されている。会社近くに宅配ボックスが導入された人は、会社帰りやお昼休みに荷物を取りに行くことができる。

私も過去に何度か、ネットで購入した私物の送り先を会社に指定したことがある。確実に誰か居る場所の確実に誰か居る時間帯であれば受け取りは可能だ。そうなると、もう会社に送るしかない。コンビニ受け取りがまだ普及していない頃、他に再配達を避ける方法といえば営業所に取りに行くしかなかった。

配達業の負担を減らすためにできること

ネットユーザーそれぞれが再配達を避けるための心がけや宅配ボックスの普及も重要だが、デジタル化できない商品は、いつの時代も人間の手で届けるしか方法は無い。

とはいえアマゾンの宅配業務をドローンが担うという話題もあった。だが、いまだ現実的ではない。万が一の落下や不在時の対応、重量による可・不可など問題は多い。空飛ぶ車やバイクも現実的になってきているとはいえ、見上げれば空の上では大渋滞が起きているというような光景はSFのようで楽しみではある。しかし、やはりまだまだ想像しがたい。

ところで、ヤマト運輸のLINEアカウントがあるのはご存知だろうか。クロネコメンバーズでない方は、ぜひクロネコIDを取得してほしい。メールで配達日時を教えてくれるうえに、日時変更も可能だ。「その日受け取れないかも!」なんて時は、ドライバーが来る前に日時変更しておけば再配達の手間も避けられる。LINEからも便利で、送り状を発行することもできる。

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在宅予定だったにもかかわらず、急な予定変更は度々ある。しかし、一人ひとりが少しでも再配達にならないようネット通販を楽しむ心がけも必要なのではないだろうか。ネット通販にある「送料無料」は、宅配業者の努力の賜物だ。

動かなくても手に入る」という便利なネット通販の裏側で、宅配ドライバーたちは毎日忙しく動き回っている

via:ヤマト運輸|クロネコメンバーズ

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