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まるで魔法?マジョマジョの新たなブランディングは失敗なのか

ちょっと妖艶でゴシックでおとぎ話のような雰囲気の世界観が人気のコスメブランド「マジョリカ マジョルカ」。資生堂のブランドで、通称「マジョマジョ」。

ドラッグストアなどでも比較的安価で手に入る事から、10代を始め、20代・30代以降と幅広い女性に人気のブランドだ。その特徴は、メイクビギナーにも優しい高コスパとちょっと奇抜なカラー、そしてなんといってもその世界観だ。

まるで絵本の中に紛れ込んだようなキービジュアルや、起用モデルを見て「真似したい!でも私にできるかな…」とちょっとドキドキするようなメイク。そんなマジョマジョが、どうやら”普通“になってしまったようで、ツイッターで嘆いている声が多いという。

世界観が変化?ツイッターから悲鳴の声

春夏に向け、各ブランドからは新たなコスメ商品が続々登場している。旬のカラーを取り入れたメイクで新生活を迎えたい!と意気込む女性も多いかもしれない。

マジョリカ マジョルカも、新ビジュアルとキャッチコピー「私にもかかる魔法」を掲げ、話題となっている。

https://twitter.com/kotobanoshinkai/status/833445143210455040

以前のマジョマジョをご存知の方は、この変化に「?!」となった方も多いかもしれない。世界観が全く違うのだ。確かにツイッターにあるように、モデルの秋元梢や歌手の椎名林檎がモテ路線に変更したようでなんだか寂しい。

ちょっと特別な日やポイントメイクとしてマジョマジョを使用していた人も、世界観に惹かれ持っているだけでウキウキするといった人、大ファンで長年シリーズで愛用していたという人もこのビジュアルの変化に驚いているようだ。

新しいブランディングは新たなファンを生む?

これまで定着していたファンにとって、この変化は少し寂しいものかもしれない。インディーズの小さいライブハウスからずっと応援してきたアーティストがメジャーデビューし武道館でライブを行う事になったような、嬉しいような寂しいような切なさがある。

https://twitter.com/etukotoyuilove/status/834238776616456192

コスメで言えば、発色や美容成分が目的で購入し効果のあったものはリピートする率が高いが、マジョマジョのように圧倒的に「パケ買い・ジャケ買い・ビジュアルに惹かれて買い」が多いであろうブランドは、この変化によってどのような層のファンを獲得するだろう。逆にビジュアルを目的にしていたファンが他へ流れる可能性もある。

ただ、ブランドのメインコンセプト『まるで魔法がかかったように』は資生堂広報曰く変わっていないのだそうだ。クリエイティブは変われど根本は変わっていない。

今回のキーコンセプト「私にもかかる魔法」とあるように、これまでマジョマジョに手を出せなかった層も意識しているのかもしれない。

そんな方は、新たなキービジュアルのマジョマジョがぴったりなのかもしれない。ただ、従来のファンは嘆き悲しんでいることは間違いない。とはいえ、多くの女性にとって”まるで魔法がかかったような“今後のマジョマジョブースは期待大。裏切らない素敵な世界観が広がっているかもしれない。

新生活のお供に、新しくなったマジョリカ マジョルカにチャレンジしてみてはいかがだろう。

via:Yahoo!Japan

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