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2024/11/10:フリーペーパーvol.104発刊!

両立できないから?増える「ママ起業」働き方を模索する主婦たち

育児と仕事の両立。いつの時代になっても大きな課題のようだ。

一昔前までは、女性は家に入って家事や育児を行う専業主婦が専ら多く、女性は家にいるべきという考えも根付いていた。今はどうだろう。このご時世、夫の収入だけでは生活できないという家庭も多い。もちろんこれまで積み上げたキャリアを捨て、家庭だけに収まりたくないというママも多いだろう。

今や”働くママ“は当たり前になっている。とはいえ、待機児童問題などで働きたくても働けないと嘆く声も多い。

そこで今、これまでの経歴や資格・趣味を活かしてネット上でビジネスを立ち上げたり教室を開いたりする子育て真っ只中のママによる「ママ起業」が増えているそうだ。時間や場所に縛られないことから、育児と仕事の両立を図ろうということだ。もちろんしっかりとビジネス化し儲けを生んでいる人も少なくないが、安易に起業をするママも増えているとのこと。

“働く”を模索するのはママだけではない

「起業」「会社設立」と聞くと、とてもハードルの高いものという印象を持つ方が多いかもしれない。その通り。いくら今の時代、簡単に会社を設立することができるとはいえ、本来会社を設立することはそう甘いものではないはずだ。

設立はすぐに出来ても、経営・存続は思っているほど容易ではない。今、その問題に直面しているママ起業家や、煌びやかな生活をSNS上で拡散しているママ起業家に憧れた第二のプレママ起業家が増えているという。

仕事と子育ての間で自らの働き方を模索するママは多い。抱っこ紐で赤ちゃんを抱えながら、毎日求人情報や園児募集情報とにらめっこしている人も多いだろう。ただ、働き方を模索しているのはママに限ったことではない。日本全体がそうなのではないだろうか。

起業はママにとって本当に「合理的」なのか?

先日、インスタグラマーによるブランド「エイミー・イストワール(eimy istoire)」がルミネエスト新宿に1号店をオープンさせた。インスタグラマーであるMANAMIがクリエイティブディレクターを務めている。

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画像引用:Fashionsnap.com

LINEスタンプや読モブームも然り、今や素人・個人が自らをプロモーションできる時代。SNSの普及だ。ママ起業家も自らのプロモーションをSNSで行っている人が多く、そんな成功例を見て「私も起業しよう!」と奮闘する主婦層が増えている。そんな起業に関して素人であるママたちは、まずママのための起業セミナーなどに参加し勉強を行っているとのことだ。

しかし実情は、こういった起業ブームによる「起業セミナー」に関するトラブルも増えているという。高い受講料を払ったにもかかわらず講義内容が役に立たないものも多いようだ。

「ハンドメイドの趣味で起業した・友人に教えている焼き菓子教室で起業した」そんなママ起業家を目にすると、子供を預けるにも預けられず働けないママたちは「起業」へ走る。仕事と育児を両立できる起業は、ママにとってとても合理的なのかもしれない。

ちなみに私の周りでは、エステ・ネイル・まつげエクステなど美容関係で個人事業として働いているママが多い。

ママ社長の問題点を「ズバリ」

2年ほど前から、このママ起業家というジャンルの人は増えてきている。同じ女性の問題は、やはり同じ女性である専門家や成功者たちにとっては目に余る問題であるようだ。

こういったママによる起業ブームに対し、以下のような厳しい声もある。

  • 起業の質やハードルを下げている
  • 安易に会社設立→やりたいことはそれから考える
  • 女性は身近なところから発想しがち。ケーキ作りが得意だからケーキ屋さんになりたいという考えは小学生と同レベル
  • ママ起業家はプライドの高い第二新卒に似てる

安易なママ起業家にありがちな事業モデルといえば「パンを作ったから身近な人に売りたい」といったもの。ここから例えばイオングループに売り込んで全国へ広めたい、という発想はないと指摘しているのだ。このような声を、あなたは厳しいと感じるだろうか。その通りと感じるだろうか。

とはいえ、やはりもったいないと思うくらい才能溢れるママたちは多く、子育てや日々の家事に追われ発揮できていないと感じる人もいるのは確かだ。SNSで発信し続けようが目に止まらない人もいれば、ちょっとしたきっかけてドカンと多くのファンを獲得し成功する事例もある。「良いものを作れる」ことと「お金を稼げること」は必ずしもイコールではないようだ。

https://twitter.com/bishop_ring/status/833973032183951360

「働きたいのに働けない」理由は、育児だけではない。未婚・既婚・子供の有無、老若男女問わず、私たちは日々働くことに関し模索し続けている。週休3日制や在宅ワークなど改革が進められている「働き方」。個々の力をパズルのように組み合わせ活かし合う「パズワク」がトレンド予測に挙げられるなど、少しづつ「働く」は変化している…はずだ。

ママ専用の起業セミナーなどで食い物にされない責任感あるママならば、きっと成功するに違いない。

http://news.yahoo.co.jp/feature/517

via:Yahoo!ニュース

http://toyokeizai.net/articles/-/72632

via:東洋経済ONLINE

http://www.fashionsnap.com/news/2017-02-20/eimyistoire-shinjuku/

via:Fashionsnap.com news

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