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2024/12/10:フリーペーパーvol.105発刊!

竹島の日、2月22日

日本海にそびえる、島根県の隠岐諸島に浮かぶ2つの島で構成される竹島には、独島という別名があります。

その島を独島と呼ぶ韓国が、現実には支配を進めています。

竹島とは島根県隠岐諸島の北西にある日本海上の2つの島を指し、韓国は1954年以来、竹島に灯台や無線施設を設置し、警備員を常駐させています。

この島が両国間で争われる理由の一つに、排他的経済水域の設定があります。

過去には国際紛争もあり、1952年、韓国の李承晩大統領が海洋主権宣言を行いました。

その際、海上に引かれた李承晩ラインは有名です。

李承晩ライン

画像引用:外務省

主権の存在

水域に豊富な魚介類などの水産資源や、海底の鉱物資源を主な理由に、竹島はその帰属をめぐって日韓の間で争われています。

水産業者にとって、政府が外交手腕を発揮して竹島を奪還することは必要不可欠なもののはずです。

また、最近の韓国の調査によると、鉱物資源は水域の資源の9割程度を占めており、対立の原因となっています。

韓国が一方的に作ったものではありますが、埠頭やヘリポート、軍の宿舎などが整備され、不法占拠による実効支配が握られている状態です。

竹島の位置の地図画像

画像引用:島根県

竹島の歴史

竹島は1905年1月28日、島根県への編入が閣議決定しました。

同年2月22日、島根県知事が竹島の所管を明らかにする告示を行いました。

それから100年後の2005年3月16日「竹島の日を定める条例」により竹島の日が定められたという次第です。

個人的には、竹島の日という日本側で勝手に作った「日」が、韓国に対し有効なプレッシャーになるというような期待は、全く持っていません。

韓国は自国にとって都合のいいように施設の整備を進めているし、日本も竹島の本質的な自国への帰属をそれほど真剣に交渉しているようには見えません。

例えば北方領土を見てみると、現在の状態の北方四島が日本に完全に変換される期待も、想像できないのです。

すでに住んでいるロシア人を大陸本土に強制的に退去させ、ガランと空き家だらけになった北方四島へかつての住人だった日本人がそっくり入れ替わって住み始めるということが実現するのでしょうか。

平和的な解決

韓国と日本が、竹島であれ何であれ、何らかの形で争ってくれることを都合よく思っているのが北朝鮮ではないでしょうか。

38度線を境に、北朝鮮と韓国は停戦状態にあります。両国の戦争は、正式に終わっていません。

人間同士でも、一番簡単に仲良くなる方法は、共通の敵を設定して協力し合うことです。

北朝鮮というやっかいな相手を前にお互い困っているのだから、日本と韓国は妥協点を探りあい、海底鉱物資源や水産資源を収穫量を設定したうえで平和的に共有するという妥協はできないものかと想います。

争っている状態の双方が、争う前の状態に戻ることは人間でも不可能です。

数多くの人々が複雑にそれぞれの利権を争う国際問題なのだから、韓国としても簡単に日本にそっくりそのまま竹島に返すことなどできないでしょう。

結局のところ、日本と韓国それぞれの、竹島に関する強い影響力を持つ人たちに対して、その面目を保つ事ができるよう配慮しながら、「妥協する」ラインを互いに規定することが一番手っ取り早く現実的な解決策に思えます。

竹島が日本領として本当に復帰し、利用可能な土地として戻ったとき、それを最も有効活用したがるのはアメリカなのではないかと思います。

すぐに軍事基地を作ってしまうかもしれませんから。

政治は政治家だけで進むものでもないですから、国も大変だと思いますが、チャンスがあれば妥協しあう機会を逃さないで欲しいものだなと思います。

http://www.pref.shimane.lg.jp/admin/pref/takeshima/web-takeshima/

via:島根県

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E5%B3%B6%E3%81%AE%E6%97%A5

via:ウィキペディア

http://ironna.jp/theme/163

via:iRONNA

http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/takeshima/g_senkyo.html

via:外務省

http://nihonseiji.com/policy/23

via:日本政治.com

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