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「手話と筆談できます」一目でわかる聴覚障がい者向けマーク誕生

全日本ろうあ連盟(東京)が、手話や筆談が可能な窓口であることを一目でわかるよう「手話マーク」と「筆談マーク」を作成した。車椅子マークはよく目にするが、手話や筆談に関してもこのようにアイコン的にわかりやすくなると障がいをお持ちの方にとってもとても親切だろう。他にも日本には様々なアイコンが存在する。

筆談マークは即設置できそう!

公共交通機関や各役所の窓口に設置するなど、手話・筆談マークは無償でダウンロードし使用が可能とのこと。手話ができる職員を必ず配置しているという窓口はまだ少ないように感じるが、筆談に関してはどこの窓口でも対応可能なのではないだろうか。紙への筆談はもちろん、ipadなどによるガジェットを使用しての筆談も今や珍しくはない。

窓口への設置はもちろん、各職員の名札や名刺などに使用するのも良いかもしれない。

画像引用:全日本ろうあ連盟

その他、日本で普及するユニバーサルアイコンデザイン

みなさんは「補助犬マーク」を目にした事があるだろうか。バスや電車などの公共交通機関はもちろん、カフェやレストラン、スーパー、ホテルなどに補助犬を同伴して入る事ができる。日本には、補助犬を連れた方がこういった施設に気持ち良く入ることのできるようにするための法律がある。「身体障害者補助犬法」だ。

画像引用:GOOD DESIGN AWARD

お店側も手話・筆談マーク同様にお店の入口などに目立つように掲示し、温かく迎えることができる。

個人的にこのひらがなで「ほじょ犬」と表現されたシンプルな犬のアイコンがとても好きだ。この「welcome! ほじょ犬」は広告制作プロダクション「たき工房」らがデザインしたもの。認識しやすいピクトグラムや展開ツールのユニバーサルデザイン、このようなアイコンがもっと普及する日本になると素晴らしい。

知ってる?オストメイト、ハート・プラスマーク

私たちにとって一番身近なピクトグラム(絵文字・絵単語)といえば、トイレや非常口のマークではないだろうか。アメリカにある、LGBT(性的少数者)など身体的性別と一致しないトランスジェンダーの生徒に配慮した小学校では、すべてのトイレを男女共用にするなどの試みを行っている。公共のトイレもジェンダーフリーになる時代が近いかもしれない。

そうなると色はパープル?グリーン?イエロー?など勝手に想像が膨らむところだが、逆に男性恐怖症の女性にとっては迷惑なのかもしれない。ということで、男性用・女性用・車椅子用・男女共同用、見た目ではわからない身体内部に障がいを持つ人など、全てのトイレが平等になる日がいつか来るかもしれない。

画像引用:三重県

人工肛門、人工膀胱を造設した方(オストメイト)や「身体内部に障がいを持つ人」に向けたマークもある。外見からは判断しにくい内部の障がいを抱えている人は多い。そのため、障がい者専用トイレに入ると周囲からの目が気になることが多いようだ。

全ての人にとって快適な環境になるためには、こういったアイコンの普及はもちろん、やはり周囲の配慮も必要だ。

ということで、個人的には「わたし今生理中ですよマーク」といったものがあれば、月に約7日間は女性が快適に過ごせそうなのに…なんて思ってしまう。言い方を変えれば、生理痛で苦しんでいる最中、残業を強いられないためのマークだ(笑)

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20170115000066

via:京都新聞

手話マーク・筆談マークについて(全日本ろうあ連盟)

via:全日本ろうあ連盟

http://www.pref.mie.lg.jp/UD/HP/20728012056.htm

via:三重県|ユニバーサルデザイン

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