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忘れ物に関する思い出、財布よりも忘れたくないこと

師走に入った。先生が走るくらい忙しい12月になった。慌てると忘れ物が多くなる。特に、日常的に移動が多い人、交通機関を複数利用する人などは、いつ、どこに忘れ物をしてしまったのかすら、忘れていることも多いだろう。

飛行機新幹線など、大型の移動手段でサービスも丁寧であれば、きちんと取り置いてくれるシステムも整っているであろうから、後で受け取ることもできる。

画像引用:Response

自分は頻繁に忘れ物をするが、むしろ危ないのは、乗り合いバス地方路線の鉄道路面電車などではないかと、経験的に思う。

なかには、忘れ物を取り置くシステムすら持っていないバス会社もある。だからなのか、車内で「忘れ物にお気をつけください」という放送が、絶え間なく流れている。

しかし、一度置き忘れてしまった忘れ物を、見つけて知らせてくれることはないし、忘れ物収集場らしいものを用意して、後で自分で探しに行くことも許されない。

東京オリンピック招致のプレゼンで、日本では財布を落としてもそのまま戻ってくることを逸話として入れたものがあったが、それは本当だ。

デパート財布現金とカードまるごと落としてしまったことがある。外に出てさらに10分以上経過してから自分の落し物に気づき、サービスカウンターに届いていないか問い合わせに戻ったら届いていた

中身はすべてそのまま残っていた。拾った方の名前は分からないか店員の女性に尋ねたがそれは分からないとのことだった。お礼として、できればその方をお茶にでも誘いたかったが、それは止めておいてよかったのかもしれない。

だから今でも、自分も貴重品らしき忘れものを見つけたり拾ったりしたら、ほぼ確実に交番なりに届ける。

自分親切にされたように、他人にも親切にしたいから。

http://response.jp/article/img/2016/12/06/286569/1127095.html

via:Response

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