昔は何でもあり 教師は突き落としていた
夏だ!プールだ!でも泳げない?私は小学校6年まで泳げませんでした。あの頃はスパルタで「人は必ず浮く」と言って教師に抱き抱えられてプールのまん中に連れて行かれいきなり「ドボン」と突き落とされていました。それを何回も。「この先生、鬼だ」と思いましたね。
ゴーグルは有効
今はプール授業がない学校もあるし、あっても眼病予防のためにゴーグル必須の学校もあります。カナヅチは水中で目を開けるのが怖いというのがどうも1番の理由のようです。私もそうでした。私は漁師の息子です。幼少期からずっと海に出て水の怖さをクラスの誰よりも知っていました。当時はまだゴーグルは一般的でなく流行していませんでした。
私の通っていた小学校には25メートルプールがあり、同じ校区内の中学には50メートルのプールがありました。小学校のプールは近いけどクラスメイトが多いので、そのプールには行かず中学のプールに行っていました。
お風呂で練習
水中で目を開けないとダメだと気付いたのが小6。プールでの練習はクラスメイトの目があるので目を開ける練習はもっぱら家のお風呂でした。夏で外は暑いから行水にもなりました。目を開ける練習は結構怖くて、最初は全身に力が入りまくってうまくはいきませでしたが、水中メガネを付けて潜ってみたらあら不思議、頭は潜っているのにお尻が浮かびます。慣れていくと全身を水中に固定しておくのが難しくなってきました。水中メガネを外して目をつむり、湯船につかりました。怖いのを我慢してゆっくり目を開けました。何度も浮かぶ感触を繰り返し、目を開ける練習。ここまでできて、プールに行くことにしました。
プールで
お風呂で目を開ける練習をして、自信をつけた私は同級生が少ない中学のプールで泳ぐ練習を始めました。はじめは水に慣らす練習。息を止めて目をつぶりゆっくり水に潜って、思い切って目を開けました。家庭の水道とは違い、消毒用の塩素がしこたま入っているプールの水は目に沁みましたが、開けているのがつらいほどではありませんでした。目が開けられる時間は1~2秒くらい、それからは息が続きません。今度はどれくらい息をこらえられるかを伸ばす練習。少し余裕が出てきたとき、事件が。視界に同級生の女子のスク水のお尻が・・・ためていた息を一気にブワっと全部吐き出して私は溺れたのです。気が付いたら管理人室のベッドに寝かせられていました。監視員の統括が中学の体育教師で「どうせ女の子の尻に見とれたんだろ」と。
まとめ スパルタ式は逆効果
昔のスパルタは、水に慣れるどころか恐怖心を煽ります。これではいつになっても泳げるようにはなりません。本人が泳げるようになりたいと思うようになるまでほっとくのが一番です。もちろん、本人がそう思っても、スパルタはいけません。洗面器に水を入れて、顔をつける、目を開けるところから始めて、息のしかた(息こらえ)などを練習します。これができたらプールに行きます。水中で向き合い、じゃんけんでもしてください。体をやわらくして目を開けることができれば、泳ぐのは簡単ですからあとは本人が頑張るだけです。この夏は前半で泳げるようになりましょう。

