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鹿児島の屋久杉 -1000年を超える銘木-

The Shiratani Unsuikyo Ravine on Yakushima is a lush nature park containing several ancient cedars, Yakushima is a World Heritage Site island located in Kagoshima Prefecture, Kyushu, Japan

屋久杉について

屋久杉(やくすぎ)は、屋久島の標高500メートル以上の山地に自生するスギで、狭義にはこのうち樹齢1000年以上のものを指します。

樹齢1000年未満のものは「小杉(こすぎ)」と呼び、屋久島で植林された杉や樹齢100年以内の小杉を「地杉(じすぎ)」と呼びます。

屋久島は多くが花崗岩で出来た土地なので栄養に乏しく、屋久杉は他の杉と比べて緩やかに成長します。
1ヶ月に35日雨が降ると言われるほど降雨も多いので樹脂が多く含まれており、それが腐食に耐える木の性質と独特の香りを作り出しています。

縄文杉

屋久島に多数ある屋久杉の中でも最も有名な木が縄文杉です。

樹高25.3m、胸高周囲16.4mの杉。推定樹齢は2,170年〜7,200年とも言われ、現在確認されている中で最大の杉です。

名前の由来は主に縄文時代から生きているからという説があります。

出会い杉

鹿児島市の交通の要所である鹿児島中央駅の西口には、屋久杉の木が立っています。

(筆者による撮影)

この屋久杉の推定樹齢は3000年、鹿児島中央駅は屋久杉の前で待ち合わせができる世界で唯一の駅となっています。

木の周辺は待ち合わせや休憩に便利なベンチで囲まれていて、買い物客などの人が座っているのを見かけることができます。

天井に届くほどの高さがあり、遠くからも見つけやすい屋久杉です。

人が多く通る道の真ん中に設置されてあるので、時々そこにあるのを意識しない事があるほどなじんでいますが、改めて見てみると、屋久杉らしい年月の重なった古さと風格を感じることができます。

屋久杉の歴史

屋久島では屋久杉は神木とされ、伐採は行われていませんでした。

江戸時代に入り、屋久島出身の泊如竹という人物が屋久島の島民の貧困を目にして屋久杉の伐採を島津家に献策したとされ、1640年頃から本格的な伐採が始まりました。

現在は屋久島の多くのエリアが世界自然遺産として登録されています。
多くの人が訪れる縄文杉の周りには保護の為に展望デッキが設置されています。

現在は樹齢1,000年を超える木の伐採が禁止されているため、土産物などの加工に使われている屋久杉は伐採の跡の切り株や台風などで倒れた倒木である土埋木を使っています。

屋久杉工芸品

屋久杉でできた工芸品はたくさんあります。

コップ、ペン、鍋敷き、ストラップ、勾玉、コースター、置物、など種類は様々です。

お店の棚に並んでいる工芸品は、見ているだけでも楽しいです。
手に持つと非常に軽いので、手に馴染む感覚があります。

屋久島では2019年に土埋木の搬出が終了し、今は競りも行われていません。
今後新しく土埋木が搬出されることはまずないので、お店が持っている今の在庫分が最後となります。

屋久杉に触れてみよう

杉という木は昔から日本では材木として長く愛用されてきました。
その杉の中でも際だった特徴を持つのが屋久杉です。

鹿児島では屋久杉の工芸品や出会い杉など、身近なものとして親しまれています。
特に屋久杉工芸品は今後新しいものが作られなくなっているので、貴重なものです。

鹿児島を訪ねた時には、鹿児島で親しまれている屋久杉に触れてみるのもいかがでしょうか。

参考ページURL

縄文杉

現地ガイドも欲しい!おすすめの屋久杉工芸品・おみやげ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%8B%E4%B9%85%E6%9D%89

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