発達障害についてもっと知ってもらえたら…。そんな思いから4コマ漫画と共に具体的なエピソードを紹介する「発達障害の日常マンガ」シリーズ。
「え!そうだったの?」と大人になるまでずっと勘違いしてたこと、皆さんありますか?
私は「雰囲気」の読み方を「ふんいき」ではなく「ふいんき」だとずっと勘違いしていました。
今回はそんな勘違いを発達障害の特徴と一緒に紹介していきたいと思います!
新しいストーリーと共に「大変だけど楽しい」発達障害者の生活を身近に感じてみてください。
ミルククレープ?ミルクレープ?
読み間違いをしてしまう理由
ミルクレープ好きな母の影響でよく食べていたミルクレープ!しかし私だけ、ずっと名前を間違っていました…。
「ミルク」が挟んである「クレープ」で「ミルククレープ」だと思っていた私。実は盛大な勘違いでした。「ミルクレープ」の「ミル」とはフランス語で「千」を意味するらしく、「ミルクレープ」とは「千枚のクレープ」という意味だそうです。
そんな日常にひそむ読み間違い。こんな間違いを経験したことが1、2回あるという人も多いのではないでしょうか?一方で私のように発達障害がある人は1日に何回も読み間違いをしてしまうことも珍しくありません。
なぜ、人よりも多く読み間違いをしてしまうのか。それは発達障害の種類の1つである学習障害というものが原因と考えられます。そしてもっと詳しくいうと、学習障害は「書字障害」と「読字障害」の2つがあり、「読字障害」が今回の読み間違いを起こしているのです。
「おいしい」を「おしい」と飛ばして呼んでしまったり、「ストロベリー」を「ストロー」「ベリー」と自分の読みやすい形に変えて呼んでしまったりしてしまいます。
読字障害(ディスレクシアとも言う)の特徴を持っている人は文字を読めないわけではないけれど、文字の形を捉えることが苦手で読むことにかなり労力を使い、読み間違いをしてしまいやすいのです。
読字障害と暮らすコツ
まず読字障害について伝えておきたいこと、それは読字障害を持っている人が文字を読むことが苦手な理由は決して「努力不足や練習不足ではない」と言うことです。
文字を読む練習をしたからといって完治することはほとんどありません…。読字障害とは気長に付き合っていく必要があるのです。そんな読字障害と暮らすコツを今から紹介していきたいと思います!
①文字を読み上げてもらう
自分で文字を読むことが苦手ならば他の人に呼んで貰えばいい!ということです。しかし大人になると代わりに呼んでもらったり、支援してもらったりできる機会は少なくなってきます…。そんな時に活躍するのが読み上げソフトです。資料を写真で撮り、それを読み込むと読んでくれます。「読み上げソフト」と検索するだけでたくさん出て来るので試してみてはいかがでしょうか?
②文章を要約してもらう
読むことが苦手であるとどうしても文章を理解することに時間がかかってしまいます。そんな時に活用できるのがAIです。資料や文章を貼り付けて「この文章を要約して」とお願いするだけで勝手にまとめてくれます。AIアプリで簡単にできるので読字障害がある人ない人に関わらず使える便利な機能です!
③文字を嫌いにならない!
読字障害を持っている人にとって大切なことは文字をしっかり読めるようになることではありません。嫌いにならないことです。好きになる必要はありませんが、文字が嫌いになってしまうと勉強だけでなく漫画や雑誌も嫌いになってしまいます。その結果、好きになれたかもしれないものと出会うチャンスがどんどん減ってしまうのです。
まずは嫌いにならないことから、そして好きになって、興味が湧いたら読めるように練習してみるくらいの楽な気持ちで文字と付き合ってみるのもいいかもしれません。
まとめ
今回は文字を読むことが苦手という読字障害について解説してみました。私自身、最初は読字障害というものを知らず、文字を読めないことが練習不足だと感じ繰り返し練習しました。けれどもなかなか改善されず、文字が次第に嫌いになっていったのです。しばらくして読字障害について知り、しっかり文字を読むことにとらわれず楽しく読むことにチェンジしていきました。
そんな私は今、漫画やゲームの攻略サイトを読むのが大好きです。「攻略サイトって読むって言わないでしょ」と言う人もいるかもしれませんが少しでも文字があってそれを読んでワクワク出来るって素敵なことだなと感じます!皆さんも好きな読み物をたくさん探してみてください!

