何十年先も輝いているであろう藤井風
「日本からとんでもない逸材が現れた。」
ラジオから流れてくる「優しさ」を聴いたときの感動は今でも覚えています。「優しさ」のMVをYouTubeで観たときに「この人は間違いなく成功するだろうな」と思いました。
藤井風。音楽を好きな人なら避けては通れないほどのビッグミュージシャンに今や成ったと思います。今さら説明不要の天才です。しかし、記事にしたい欲求があまりに大きく、この記事を書きます。
ざっくり
藤井風とは
1997年6月14日生まれの28歳。岡山県出身で楽曲でも岡山弁を多用してます。ベジタリアンを公言しており、酒もタバコもしないとのことです。英語を幼少期から父に教えられ、独学で習得しています。
2010年1月1日(当時12歳)から実家の喫茶店にて撮影したピアノ演奏をYouTubeへ投稿し始めました。これからはYouTubeの時代、という父のすすめからのものらしいです。ピアノだけでなくエレクトーンやサックス演奏も堪能であるそうです。天才的な才能の裏にたゆまぬ努力の下地があるのですね。
大のお笑い好きで、過去にシソンヌやヒコロヒーらと共演しています。YouTubeにて観られるので是非ともチェックしてみてください。
1stアルバム 「HELP EVER HURT NEVER」
「常に助け、決して傷つけない」
アルバムタイトルの由来は、父によく聞かされていた言葉らしいです。非常に心が落ち着く楽曲で構成されたアルバムです。全ての楽曲が優れたソングライティングにより手がけられ、歌唱、演奏、メロディー、そして歌詞とどれもが一級品です。収録曲の「死ぬのがいいわ」は海外で爆発的にバズって、藤井風の名前を知らしめるものとなりました。僕が藤井風を知った楽曲、「優しさ」も収録されています。このアルバムの凄さは言葉では説明出来ない、僕の語彙力では尚更なのですが、未聴の方は是非とも聴いていただくしかない、そのパッション、グルーブ、ソウルを感じとっていただきたい、そう思います。
「死ぬのがいいわ」
「優しさ」
2ndアルバム 「LOVE ALL SERVE ALL」
「全てを愛し、全てに仕えよ」
「HELP EVER HURT NEVER」とセットでインド発祥の言葉をアルバムタイトルにしています。前作が内省的だったので、もっと外に開けたもの、遊び心に溢れたものにしたかったそうで、そのもくろみは大成功しています。前作に引き続き、完成度がえぐいのですが、前作で持っていたものは、何も失わず、全てがより芸術的に昇華しているという奇跡を聴くことが出来ます。楽曲は言わずもがな、全てが愛おしいものとなっております。個人的に「きらり」と「青春病」がここにリンクを貼りたいと思います。
「きらり」
「青春病」
3rdアルバム 「Prema」
サンスクリット語で「無私の愛」「霊的な愛」「至高の愛」を意味する「Prema」(プレマ)というタイトルです。藤井風自身、初となる全曲英語詞のアルバムで、全9曲となっております。「Hachikō」、「Love Like This」が先行リリースされました。特に「Hachikō」はラジオのJ-WAVEの番組、TOKIO HOT 100のチャートで初登場1位を獲得しました。この楽曲に僕は心奪われ、次のアルバムはどうなるんだと、期待しかなかったです。ミュージックステーションにも初登場して、この「Hachikō」とサプライズでタイトルトラックの「Prema」を披露しました。本当に素晴らしいアルバムの完成です。この「Prema」の発表をもって、藤井風のソウルはより多くの人に届けられるでしょうし、何十年たっても人の心に残る存在となるだろうと確信しております。
「Hachikō」
「Prema」
いかがだったでしょうか
僕なりに真摯に藤井風に向き合って、この記事を書きました。興味を持たれたら、色々と藤井風に触れてみて下さい。ここでは書かれていない情報が、本当にたくさんあるので、藤井風の沼に浸かってみて下さい。それは心地良いものとなることは間違いないでしょう。くらってみて下さい、彼の愛を。決して痛みはないはずだから。それでは今回も読んでいただきありがとうございました!(2025年9月12日時点)