NHKのハートネットTVから11月24日(木)に再放送で老いとパーキンソン病に抗いながらも踊りにかける大道芸人・ギリヤーク尼ヶ崎さん86歳の再び舞うまでの3ヶ月間の記録が放送されます。
ギリヤーク尼ヶ崎さんは独自の創作舞踊を世界各地で披露してきました。
見物人のカンパだけで48年間生活してきた伝説の大道芸人
と、誰にも真似出来ない生活をしてきました。
しかし突如、原因不明の病に侵されてしまいます。
腰は極度に曲がり、手の震えなども止まらないようです。
そして、今年の夏に「パーキンソン病」と診断を受けました。
関西や北海道での公演も中止せざる終えませんでした。
残念ながら、21日のギリヤーク尼ヶ崎さんの函館公演中止です・・・https://t.co/aUm4RvR0eL#函館 #ギリヤーク尼ヶ崎
— 手回しオルガンKINO 紀あさ (@kino_asa) August 13, 2016
そんなギリヤーク尼ヶ崎さんが大切にしているのは38年間続けてきた新宿公演です。
残念ながらもう講演は10月10日に終わってしまいましたが、公演にいたるまでの弟と二人三脚の日々を見ることができます。
#ギリヤーク尼ヶ崎
新宿三井ビル前広場には沢山のギャラリー、ギリヤークさん、得意のトーク炸裂~~~ pic.twitter.com/TrJn5zRCx9— 香田フェアリー (@yousei0714) October 11, 2016
年齢と身体の状態を考えたら、奇跡としか思えない踊り。いや、執念か。正直言って、もう無理だろうと思っていた。そんな浅はかな考えを超える芸人としての矜持。 #生ハムと焼うどん の二人にも観てもらいたかった。きっと、二人なら何か得るものがあったと思う。 #ギリヤーク尼ヶ崎
— yamadatarojiro (@tarojiro3260) October 10, 2016
老いと病に抗いながら、満身創痍の状態で、ギリヤークさんはなぜ踊るのでしょうか?同時にそれは、限られた命を何のために生きるのか?という切実な問いを突きつけられる時間となっていました。病気になり降りかかってきた日常と、捨てきれない芸への狂気に揺れながら・・・ギリヤークさんが再び舞うまでの3ヶ月を記録しました。
ギリヤーク尼ヶ崎さんが胸にする思いに注目です。
via:NHK福祉ポータル ハートネット