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発達障害の日常マンガ【なぜ枠の中に文字を書くのは難しいの?】

発達障害についてもっと知ってもらえたら…。そんな思いから4コマ漫画と共に具体的なエピソードを紹介する「発達障害の日常マンガ」シリーズ。

ところで、文字で苦労した経験はありますか?字を小さく書くことが苦手だったり、バランスよく書くことが難しかったりと悩まされた経験がある人も多いと思います。

そんな文字を書く難しさについて今回は書いていきたいと思います!

新しいストーリーと共に「大変だけど楽しい」発達障害者の生活を身近に感じてみてください。

 

文字が大きい?枠が小さい?

 

文字を枠の中に書くのが難しいのはなぜ?

枠の中に文字を入れる時「このくらいの大きさで書けば大丈夫かな?」と考えて書いていくと思います。弟もそうして文字を書いていたのですが、なぜか枠の中に入り切りませんでした。その理由は大きく2つあります。

①空間認識に問題があり、枠に対して文字の大きさを誤って書いてしまう

②手先を動かすことが苦手で文字を小さく書けない

つまり、「このくらいの文字の大きさで大丈夫!」と思って書いても枠に入りきらなかったり、「このままじゃ枠に入りきらないから小さな文字を書こう!」と思っても文字を小さく書けなかったりするのです。

 

文字をバランスよく書くには?

テストで自分の名前を書くとき時、書類に情報を記入する時など、文字を枠の中に書く機会はたくさんあります。ではそんな時どうすれば良いのか私なりに対処する方法を提案したいと思います。

①定規を使う

これはいつでもできる簡単なもので、定規を枠にそえてメモリを参考にしながら文字を書いていくという方法です。メモリが補助になりどのくらいの大きさで書けば良いのか視覚的に分かりやすくなります!

 

②誰かに相談する

定規を使っても、練習しても難しいことはあると思います。そんな時は無理に頑張りすぎず、相談して解決できるのであればそれも良い方法だと思います。例えば…

など、頼る方法は結構あります。一度相談して、一緒に解決策を考えてもらうのも良い方法だと思います!

まとめ

今回は枠の中に文字を収めることが難しいということについて書きました。文字を書く機会は大人になってもたくさんあり、困っている人も多くいるのではないでしょうか?

小さい文字を書く練習をするという方法もありますが、発達障害の特性などで手先を細かく動かすことが苦手な人もいます。

そんな時は小さい文字を書くことに集中するのではなく、この枠の中に文字を収めるにはどのくらいまで大きな文字を書いても良いのかを考えてみるという方法をとってはいかがでしょうか?今回紹介したように定規などの道具を使ったり、マス目を作ってもらったりという方法もぜひ試してみてください。

また、どうしても難しいという場合は助けてくれる人や制度が必ずあります。ぜひ活用しながら自分が無理なくできる方法を見つけてもらえたら嬉しいです。

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