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ライバル同士も褒め合う!霧島市に学ぶ「ピグマリオン効果」

あなたは最近、誰かに褒められましたか?小さい頃は「一人でえらかったね」「よくできたね」と周りの大人たちから褒め言葉を投げかけられたものですが、大人になるとなかなか褒め言葉って耳にしないものです。

大人の褒め=仕事の評価」のように思いがちですが、よくある恋愛コラムなどでは、彼氏を褒める効果について熱く語っていたりしますし、褒めることによって彼を育てようとする女性も多く、そんな恋愛コラムのアクセス数はとても多かったりするものです。きっと夫婦間もそうに違いない。そう考えると「褒め」って老若男女ですね。

実際、この記事を書くにあたり「褒める 効果」でググってみたところ、関連ワード候補には「彼氏褒める効果」という検索ワードが「褒める 効果 子ども」というワードよりも先に出てきました(笑)

そんな何かと注目されがちな「褒め」ですが、「褒め上手」という言葉があるように「褒め下手」という言葉もあり(たぶん)、実際にそんな褒め下手な方もいるのは確か。「褒めて伸ばす」があるように、上司→部下・親→子供・女部下→女上司(笑)のような関係において、巧みに「褒め」を利用し人間関係を構築したり相手を育ててみたりする大人も多いことでしょう。

ちなみに、個人的には褒めすぎる人は苦手です。過度に褒めすぎる人がいますが、イラッとするのはきっと私だけではないはず(笑)そんな褒めすぎる人は勝手に「褒め下手」に認定。かくいう私も褒めることは苦手です。「褒め言葉」と「お世辞」は紙一重。上手に相手を評価できるようになりたいものです。

ところで、そんな「褒め」をPR動画や小学校の授業にも取り込んでいる小学校があります。鹿児島県霧島市にある国分西小学校です。

霧島市は、ライバル同士が褒め合うというPR動画を公開していますが、実際にクラスメート同士で褒め合う授業が、霧島市の小学校で行われました。
ライバル同士が競い合うのではなく、互いの良いところを褒め合う。
そんなPR動画のように、霧島市を褒め合うまちにしようという取り組みが広がりを見せています。

この褒め合う授業では、生徒たちがクラスメイトの長所をキリシマイスターカードというカードに書き入れ、直接本人に渡しマイスターに認定するというもの。き、キリシマイスター…(笑)!カゴシマイスターやサクラジマイスター、トクシマイスターなどもいけそうですね。

クラスメイトのことを考え、相手の長所や褒めたら喜ぶポイントを考えるんだそうです。カードを渡すほうも渡されるほうもドキドキの緊張ですね!

褒め合うことには、相手に対する偏見をなくし、自分に自信を持つなどの効果があるということです。

どうしても好きになれない相手や苦手な人に対して、相手の評価出来る部分(褒めポイント)を探す努力をしたことのある方も多いことでしょう。

では、「褒め」によって実際にどのような効果があるのでしょうか。

<相手を褒める効果>
効果1. 人間関係をよりよくしてくれる
効果2. 幸福感を得られる
効果3. 相手を変えることができる

<相手から褒められる効果>
効果1. ストレス解消につながる
効果2. 勉強効率があがる
効果3. 綺麗になる

一概には言えませんが、褒める・褒められる効果としては上記のようなことが挙げられるといいます。相手を褒める効果として「相手を変えることができる」というものもありますが、これについては個人差がかなりあるように感じます(笑)

教育心理学における心理的行動の1つに「ピグマリオン効果」というものがあるそうですが、教師が生徒を褒めることにより学習者の成績が向上することを指すようで、別名、教師期待効果(きょうしきたいこうか)、ローゼンタール効果(ローゼンタールこうか)などとも呼ばれているそうです。この効果は教師・生徒間に限ったことではないでしょう。

確かに誰かに褒めれられるということは気分が高まり、モチベーションも向上します。相手を否定することだけでなく、まずは「褒めポイント」について少し意識してみてはいかがでしょう。自分だけが「褒められたい・評価されたい」と思いがちな人ほど、相手を否定しているような気がしてなりません。

http://news.ktstv.net/e66998.html

via:KTS鹿児島テレビ

https://welq.jp/5898

via:WELQ

via:wikipedia ピグマリオン効果

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