日本サッカーの成長歴
日本は過去に「 2050年にワールドカップを自国開催して、優勝する 」と言った。
当時の日本は弱小国で、世界中から鼻で笑われた。
「 出来るものならやってみろ 」とでも言うように。
その後、日本は様々な強化策で代表チームを強くして、今では強豪国のスペインやドイツに勝てる強さになった。
強豪国に勝てて、FIFAランキング (世界ランキング)は15位になった日本は強豪国だと言う声が多い。
だが、この意見に対しては異議を唱えたい。
ワールドカップの重要性
確かに日本の強さはワールドクラスだ。
しかし、強豪国かどうかは人によって意見が分かれるだろう。
そして、日本を強豪国だと言う人は、今の戦績やランキングだけで判断している気がする。
確かに、戦績とランキングだけで考えれば、強豪国と思いたくなる。
だが、日本はまだ強豪国ではないと思っている。
そう思う理由は、ワールドカップでの成績が足りないからだ。
日本はワールドカップでベスト8に進んだ事がない
日本のワールドカップの最高成績はベスト16。
ここから先へ進もうとしても、いわゆるベスト8の壁に跳ね返されてきた。
個人的な意見だが、恐らくベスト8に進めない限り、世界からは強豪国と認められない。
日本はアジアでは強豪国として恐れられているが、世界中の全ての国が恐れているわけではない。
世界中から強豪国と認めてもらうには、ワールドカップベスト8と言う壁を越えなければならないと思う。
今の評価はバラバラ
今の日本には、グループステージを、確実に突破できる強さがある。
そこからベスト8を狙える強さもあり、専門家などの予想ではベスト8とも言われている。
これだけの強さがある国を、強豪国だという意見も分かる。
だが、ネット上の海外の反応を見ると、日本を強豪国と認める派 / 認めない派に分かれていて、未だに日本を格下と見ている国もある。
日本に足りない物
日本は2018年と2022年のワールドカップでベスト16に進出し、2018年にベルギー代表、2022年にクロアチア代表と戦い、ベスト8に手が届きかけた。
しかし、日本は負けてしまい、その先に行くレベルではないと思わされた。
両国とも強豪国だが、ベスト16で追い詰めた程度では、世界は認めなかった。
日本がベスト8に進むには、強豪国に必ず存在する、勝負強さが必要だと感じる。
未来への希望
日本サッカーは強化策の一つとして、選手が海外移籍にチャレンジしている。
そして、海外での経験を日本に持ち帰り、周りの選手達がさらに上手くなっていく。
このサイクルが出来てから、日本はますます強くなりだした。
そして、日本代表を目指している若い世代のプレーを見ていると、日本人サッカー選手のレベルは確実に上がっていると感じる。
そしてそれは、ワールドカップベスト8が近づいていると言っていい。
だが、それが何年後になるかは分からない。
しかし、それに向けて日本代表が強くなって行くのは、間違いないようだ。