目まぐるしく変わっていく世界
日々、生活をしていると変化が多い世界に疲れてしまう事は誰しも経験することだと思います。社会から転げ落ちてしまう感覚は当然ながら気持ちの良いものでは決してありません。僕はつい最近まで、かなり死に近づく、苦しい精神状態でした。今は何とか気持ちを立て直し、生活してる次第です。
気持ちが苦しい時、解決策としては、出来るだけいつもの日常を思い出し、真似事でもいいから生活を日常に近づける事、僕は今回はこれで気持ちをつなぎました。時薬、人薬も大切ですね。そしてやはり音楽の力もすごく重要で、色々な楽曲に助けられました。今回は僕が、元気をもらった楽曲についての記事となっています。
YUKI こぼれてしまうよ
YUKIは現在、52歳です。全然老けないので、新曲が出るたんびに話題になりますね。相変わらずのポジティブなパワーには毎度、助けられています。新曲、「こぼれてしまうよ」は色んなこと、人、世界、これらを肯定しようとする力強さに満ち溢れた楽曲です。物事を否定するより肯定する方が、最近の傾向として、難しいイメージが僕にはあります。YUKIはこの肯定する力を非常に大事にしていると思います。昔から一貫してこの方は、何かに立ち向かっていますね。その様は本当に美しく、そしてカッコイイです。
Hakubi 拝啓
Hakubiは「白眉(はくび)」から取った名称です。スリーピースのバンドです。メンバーは・・・
片桐 ボーカル、ギター
ヤスカワアル ベース
マツイユウキ ドラムス
の3人です。「拝啓」はフロントマンの片桐が亡き祖母への想いを綴った楽曲です。この曲は本当にエモーショナルで、そして素直なメッセージが心に響きます。僕も大切な人を失っているので、感情が共鳴して、これからも大切にしたい楽曲です。MVも感動的なものとなっています。是非とも聴いて下さい。
吉澤嘉代子 氷菓子
吉澤嘉代子の楽曲は何度も繰り返し聴きたくなる中毒性を持っています。その中でもこの「氷菓子」は僕が吉澤嘉代子の楽曲の中で一番好きな楽曲です。この方の歌声は言語化するのが、本当に難しく、とにかく曲を聴いていただきたいのですが、本当に特別な声の持ち主です。あえて表現すると、子供の頃、大事にしていたものを、こっそり庭に埋めて自分だけの秘密にしてしまう、そんな感覚のような声、とでも表現します。この「氷菓子」は映画の主題歌です。MVも映画「アイスクリームフィーバー」のイメージを取り入れていて、そうそうたる俳優が出演します。見どころ満載のMV、どうぞ!
宇多田ヒカル traveling( Re-Recording)
ベストアルバム「SCIENCE FICTION」の楽曲はどれもが素晴らしいの一言に尽きるのですが、僕はこの曲、「traveling」をベストトラックに挙げたいです。オーディオのスピーカーで聴くと少し分かりづらいので、イヤホンで聴いていただきたいのですが、非常にスキのないサウンドスケープが堪能出来ると思います。歌詞も元気いっぱいで、無敵の宇多田ヒカルが心地良いです。思わず踊ってしまうビートが、今も健在していて、元々のリリースが2001年なのが驚愕です。
Laura day romance 透明
Laura day romanceのメンバーは・・・
井上 歌月 ボーカル、タンバリン
鈴木 迅 ギター
礒本 雄太 ドラム
の3人です。井上 歌月の浮遊感ただようボーカルは癖になります。サウンドも荒々しさやとげとげしい感じはなく、人に寄り添ってくれるものとなっております。他の楽曲で、「Young life」、「Sad number」などもとても美しいです。「透明」の淡々としたリズムは心落ち着きますし、ストレスなど皆無な音作りには脱帽します。心地良い気持ちになれる楽曲です。
いかがだったでしょうか
この記事を書いた後、紹介した楽曲全てが女性ボーカルだと気づきました。Spotifyの自分が作成したプレイリストには男性アーティストもいるのですが、いかに最近の傾向として、「自分が持っていないもの」を求めていたか分かりました。
女性が活躍しているのは嬉しいことです。音楽の最先端を女性が担っていることは、音楽において未来は明るい、と思わせてくれます。というのは音楽の舞台は自由でなくてはならない、というのが僕の持論です。社会ではいまだに時代遅れも甚だしい女性軽視が存在します。いつの時代でも音楽は最も希望で溢れているものであって欲しいし、次なる世界を切り開くものであって欲しいです。それでは今回も読んでいただきありがとうございました!
(2024年5月17日時点)