憧れから始まる物語
皆さん、『ハイキュー‼』という作品をご存知でしょうか?
『ハイキュー‼』とは、「週刊少年ジャンプ」で2012年2月から2020年7月まで連載していた少年漫画で、古舘春一さん原作による高校の男子バレーボール部を舞台にした作品です。コミックスは、14年10月から20年7月までに累計発行部数5000万部を突破しており、連載が終了した今も多くのファンを魅了しています。
受賞ノミネート
第61回 小学館漫画賞 少年向け部門
2018年 高校生が好きなマンガ・コミック BEST10 男子9位 女子1位
また、アニメ化もされており、現在までにシーズン4『ハイキュー‼TO THE TOP』、シーズン4の続編である『劇場版ハイキュー‼ゴミ捨て場の決戦』が2024年2月16日に公開されています。
ちなみに、タイトルの「ハイキュー‼」はバレーボールを意味する「排球」からきています。
あらすじ
偶然、高校バレーのテレビ中継を見かけた小柄な少年・日向翔陽(ひなた しょうよう)は、「小さな巨人」と呼ばれる低身長ながらもコートの上で大活躍する選手の姿に憧れを抱く。 やがて、日向はその小さな巨人が在籍した宮城県立烏野高校に進学しバレーボール部に入部。 そこには中学時代「コート上の王様」と呼ばれた天才セッター・影山飛雄(かげやま とびお)の姿があった。
よくあるファンタジックなスポーツアニメとは違い、現実世界でありそうな試合展開や面白い日常が描かれていることが評価されています。そんな「ハイキュー‼」の魅力をいくつか紹介します。
ハイキュー‼の魅力 3選
魅力的なキャラクター
どんなところにハマったのかと聞かれたら、キャラクターが魅力的なところかもしれません。烏野高校のバレー部メンバーはもちろん、他校のキャラクターそれぞれに違った個性や魅力があり、悪い人・嫌な人が出てきません。
スポーツという勝負の世界で、華やかな選手や派手なプレーが目立ったりします。もちろん、勝ち負けという結果からは逃れられませんが、エースや勝者だけをクローズアップするのではなく、あまり目立たない選手や敗者たちの背景まで丁寧に描かれています。
圧倒的な青春の体感
学生という限られた時間の中で、高校3年間は、子どもと大人の狭間で揺れ動くとても重要な時期であるように感じ、部活のことだけでなく、勉強や恋愛もあの頃の記憶を今でも思い出す方もいると思います。
さらに、将来の目標がぼんやりと浮かんでも、大人になってからは絶対に味わえない特別な時間でもあるため、それはこの『ハイキュー‼』の中でも同じかもしれないと感じる瞬間があります。
胸打たれる名言の数々
ハイキュー‼は、キャラクターが成長していく姿、ひたむきな姿、試合展開とかたくさん魅力的な要素がありますが、名言が飛び出す場面がかなりあります。
スポーツをやってる人が読んだら、出てくる言葉の数々に胸を打たれ、モチベーションやテンションが上がると思います。
ハイキュー‼の魅力 音楽
皆さんにハイキュー‼の魅力が伝わった?ところで、この作品に絶対に欠かすことができないのは音楽です。
まず、先に紹介するのは第2期「ハイキュー!!」の第1クールで使用された曲です。
歌手は、4人組ロックバンド「SPYAIR」です。
「ハイキュー‼」は、「SPYAIR」以外にも様々なアーティストがOPを担当しています。
第1期 第2クール「スキマスイッチ」
第2期 第1クール「SPYAIR」
第2期 第2クール「BURNOUT SYNDROME」
第3期「BURNOUT SYNDROMES」
第4期 第1クール「BURNOUT SYNDROMES」
第4期 第2クール「SUPER BEAVER」
まとめ
皆さん、ハイキュー‼の魅力について分かっていただけたでしょうか?
「バレーボールなんて全く興味がない」という人でも、あっという間にコート上の選手に共感してしまう「リアル」な面白さ、日向や影山、他の登場人物たちと一緒に戦っている気分になれる熱い音楽はすごくかっこいいです!
経験者はもちろんのこと、スポーツが苦手な人でもきっと同じように夢中になれる作品ではないでしょうか。