この前、祖母の老人ホームに行ったときの話。いつも祖母が好きな団子をお土産に持っていくのだが、しんこ団子は祖母の妹のマチコおばちゃんが発明したという。
「しんこ団子」とは、鹿児島が発祥の伝統銘菓。小さなお団子を串に刺し、表面を焼いて甘い醤油ダレで味付けした鹿児島県民にとっては馴染み深いお団子だ。
画像引用:私と鹿児島
祖母「しんこ団子はねぇ〜マチコおばちゃんが山形屋(鹿児島の百貨店)に売り込んだのが始まりなんだよ」
私「ホントなの?!スゴイね」
祖母「今度はしんこ団子をお願いします」
しんこ団子の由来を調べてみると
元中3年(1386年)、石屋和尚は吉利東区の深固岳の北麓に草庵を結び、寺を開いて深固院と名付け、ここで布教に努めました。地区住民の信望を一心に集め高僧の名声ほまれ高きものがありました。たびかさなる飢餓の際米の落ち穂を拾い、米の粉を原料に団子をつくり住民の飢餓を救い、のちに方々にひろがった人々はこれを名づけて深固団子(しんこだんご)と呼ぶようになりました。
しんこ団子の起源は今から630年前なので、マチコおばちゃんが発明したというのは、嘘という事に…。
老人ホームのスタッフから聞いたのだが、最近「作話」が増えているという。私も初めて聞いたのだが、この「作話」というのは、認知症の人などがありもしない嘘の話をすることだそうだ。
作話(さくわ)は、記憶障害の一種である。過去の出来事・事情・現在の状況についての誤った記憶に基づく発言や行動が認められる点が特徴的である。作話は、「正直な嘘」と呼ぶべきものであり、通常は本人は騙すつもりは全く無く、自分の情報が誤りであるとは気がついていないので、この点で嘘とは区別される。
https://twitter.com/namichaso_p3/status/755782730558808065
via:作話 – Wikipedia
http://xn--n4x78da08sj80b.com/family/dementiacase04/
via:認知症症状.com
via:認知症ONLINE
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