いよいよ迫る2020年東京パラリンピック。少しずつ東京の交通機関やホテルなどバリアフリー対応になってきているとはいえ、まだまだ充分ではないのが現状です。

そして何より、まだまだパラリンピックへの理解、そして障がいを抱える方への配慮は充分ではありません。

そんな中、11月から開催される日本財団パラリンピックサポートセンターの新事業「あすチャレ! アカデミー」では、障がい者が講師となりセミナーや様々なプログラムを開催すると発表しました。

全国の学校を訪問する「あすチャレ! School」では、講師にパラアスリートを迎え、子どもにとって貴重な学びの機会を提供する体験型授業を行っていますが、新しく始まる「あすチャレ! アカデミー」は、18歳以上の学生や社会人を対象に、障害者が講師を務めるセミナーに加え、日本ユニバーサルマナー協会がカリキュラム監修と講師の育成を担っています。

「あすチャレ! アカデミー」では、パラリンピックスポーツを題材に、障害者への理解を深めたり、サポート方法などを学ぶ講義やグループワークが行われるそうです。

発表されたばかりの「あすチャレ! アカデミー」。まだ開示情報が少ないようですが、「あすチャレ! School」に続く素晴らしい取り組みになりそうですね!

「あすチャレ! スクール」で楽しみながら伝えたい、気づきと学び
障がい者が抱える一番の障がい。それは、身体上の「障がい」ではなく、社会に存在する「障がい」だと考えます。
その「障がい」は、社会で生きる一人一人が視点を変え、気づいたことを行動に移す勇気があれば、取り除くことができます。「あすチャレ!スクール」はパラスポーツによるプログラムを通じて、「i enjoy !」の精神を胸に、参加者に気づきを与え、意識を変え、行動(明日へのチャレンジ)につなげます。

パラリンピックサポートセンターのキーメッセージ「i enjoy!」。そう、「楽しむ人は、強い!」のです。「あすチャレ! スクール」では、「4つの学び」として以下を掲げています。

  • 他者のことを自分ごととして考える心
  • 障がいとはなにか?
  • 可能性に挑戦する勇気
  • 「夢」や「目標」を持つ力

画像引用:あすチャレ!School

あすチャレ!スクールは、2016年度中に100校3万人、2020年までに1000校50万人を目標に実施していくとのことで、現時点での訪問数は38校(5588人)

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画像引用:あすチャレ!School

スクールの様子はyoutubeでもチェックできます。興味津々に目を輝かせる子どもたち。お、大人も参加したい…!

今年4月には、バリアフリー情報を共有するスマートフォン向け地図アプリ「Bmaps」(ビーマップ)の発表会にマツコ・デラックスさんが参加。車いすに乗って段差を越える体験をし、その難しさに驚いていました。

マツコさんはこのアプリについて「不便さに気付いて書き込むことが、結果的にみなさんの助けになったり、その店に一人お客さんが増えるきっかけになるかも知れない」と話しています。
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画像引用:福祉新聞

この発表会の際に、プロジェクトディレクターで「あすチャレ!スクール」講師も務める根木慎志・車いすバスケットボール元日本代表は次のように語っていました。

「ほとんどの子どもはパラ競技を見るのが初めて。その迫力に驚き、障害者といわれる人に対するイメージが大きく変化するだろう。みんなが違いを認めて応援し合い、誰もが輝いて生きていく世の中を目指したい」

このプログラムを体験した子どもたちは、どのような想いで4年後の東京パラリンピックを迎えるのでしょうか。もしかすると、すっかり「あすチャレ!スクール」の事は忘れているかもしれません(笑)

でもきっと、大人になるにつれプログラムでの学びを思い出す時が幾度か訪れるのでしょう。私たちの住む鹿児島の学校にも是非、訪問してもらいたいものです!

18歳以上の学生や社会人を対象にした「あすチャレ! アカデミー」でも、飲食店や宿泊施設、公共交通機関で働く人たちの育成などに期待です。

あすチャレ!Schoolあすチャレ!スクールとは、パラアスリートと共にスポーツを体験しながら学びの機会を提供する体験型授業です。パラスポーツによるプログラムを通じて参加者に気づきを与え、意識を変え、行動(明日へのチャレンジ)につなげます。www.parasapo.tokyo

via:あすチャレ!School

バリアフリー情報を共有するアプリ マツコさんもアピール – 福祉新聞社会福祉界唯一の専門紙「福祉新聞」のWEBサイトです。最新の記事から過去の記事までを紹介しており、福祉に関連する書籍などを紹介しております。www.fukushishimbun.co.jp

via:福祉新聞