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長期運転経験者が教える人々をイラつかせる渋滞の原因と解明

渋滞の一番前はどうなっているの?

みなさんは渋滞時に、「何で渋滞が起こっているのよ!」や「一番前は何をやってるんだ!」と、苦痛の思いになったことはありませんか?

渋滞は、到着予定を狂わさせたりノロノロ運転をさせたりと、ニュースに取り上げられるほどの人をイラつかせる存在となっています。

そこで今回、「長期運転経験者が教える人々をイラつかせる渋滞の原因の解明」についての記事をご紹介したいと思います。

この記事を読むことで、渋滞の苦痛が緩和されることでしょう。

渋滞

日本道路交通センターによる渋滞の位置付けは、一般道路で10Km/h以下、高速道路で40Km/h以下とされています。

渋滞となる原因はいろいろありますが、大きく分けて「交通集中渋滞」、「工事渋滞」、「事故渋滞」が挙げられます。

交通集中渋滞となる原因

「交通集中渋滞」は、個人の運転が原因になる渋滞のことを言います。

2018年の「NEXCO東日本」による渋滞調査では、73%が交通集中渋滞とのことでした。

交通集中渋滞の一番の原因は、停車や減速です。ブレーキを踏むことで後続車にもブレーキを踏ませることとなり、それがどんどん後ろへと続いて渋滞となります。

さらに、信号待ちや横断歩道手前での停車、横からの車の侵入によるブレーキが絡んで、大渋滞へと発展するのです。

それでは、渋滞になりやすい主な箇所をご紹介します。

坂道

上り坂は速度が下がりがちとなります。上り坂に気づかずに低スピードのままの走行をして後ろが詰まり、渋滞となります。緩やかな上り坂は坂になっていることに気づきにくい場所となるでしょう。

特に、下り坂と上りが続く場所は渋滞になりやすいです。下り坂は速度が上り、上り坂は速度が下がるので、下り坂の速い車が上り坂の遅い車に追いつき、それが何十台も詰まってしまって渋滞となりがちとなります。

貨物車

何トンもの積荷をしている貨物車は馬力がないので、上り坂では30〜40Km/hぐらいのかなりのスピードダウンとなります。これが追い越し禁止の一車線道路となると、50Km/hで走る車がどんどん後ろで詰まってしまい、かなりの渋滞となるのです。

高速道路の出入口付近

一般道路から高速道路の入口に入る時には減速しますよね。それが何台も続くことで、後ろを走っている車も遅い運転となり、渋滞となるのです。

高速道路の出口付近は高速道路から降りる車が一般道路へと入って来ます。その車がどんどん何十台も続くことで、一般道路を走行している車が減速となって渋滞となるのです。

トンネル

トンネル内は非常に暗いので、減速がちとなり渋滞が発生します。

高速道路の渋滞

高速道路の出入口付近は渋滞が発生しやすい場所です。

特に、祭日のお盆やゴールデンウィークなどは車が多く、たった少しの減速で大渋滞に繋がったりします。

高速道路の入口

一般道路から入ってきた車が高速道路の本線に入ることで、本線を走っている車が減速となり、それが後ろへと続いて渋滞となるのです。

高速道路の出口

一般道路が混んでいたり出口の信号が赤の場合、出口で車が何台も停車して車が詰まり、それが高速道路の本線まで続いて高速道路が渋滞となります。

ノロノロ運転は渋滞の原因ではない

渋滞時は、10Km/hというかなり遅い走行となったり、しばらく止まったりを繰り返しますよね。最大速度50Km/hの道路でこんな遅いスピードで走って、直々停車する方はまずいないので、信号での停車や曲がる時の減速が原因と言えます。

エセ渋滞

50Km/hの道路で、70Km/hとなる超過スピードで走る車が、法定速度で走っている車に「遅いぞ!」と車間距離を詰めて来ることは結構多いです。

それが何十台も行うことで、あたかも渋滞しているかのように見えますが、ちゃんと法定速度で走っているので、渋滞とは言えません。

渋滞となる日時

時間

渋滞となる時間は、通勤や退勤となる朝と夕方に多いです。言わば通勤ラッシュですね。

祭日となるお盆やゴールデンウィークは、テレビで取り上げられるほどのかなりの大渋滞となります。

週末となる土日もかなり多いですよね。

あとがき

この記事はいかがだったでしょうか?

この記事で、最前列の状況を把握できたと思います。

渋滞にあった時は、「一番前のやつは何しているんだ!」と腹を立つ思いとなりますが、安全が一番大切ですので、渋滞が起こるのは仕方ありません。

渋滞時はイライラせず、車間距離を空けての運転を心掛けるなど、事故にならないよう安全運転が一番大切と言えるしょう。

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