第15回CDショップ大賞2023入賞作品
最近は羊文学やChilli Beans.を聴いております。CDショップ大賞2023の<青>に入賞した羊文学「our hope」、Chilli Beans.「Chilli Beans.」、この2つのアルバム、とても素晴らしいです。
そもそもCDショップ大賞2023の<青>とは?「新人の素晴らしいアルバム。店頭から全国に向けて発信出来るような賞をきっかけにブレイクが期待される“本当にお客様にお勧めしたい”作品<青>」とあります。他に「何回でも聴きたい素晴らしい作品=♯神アルバム(と呼べるような作品)<赤>」があります。2009から始まったCDショップ大賞。2019年から<青>も発表されるようになりました。大賞が発表されるのは3月です。毎年何かと気になります。
今回は羊文学とChilli Beans.のこのアルバムについて記事を書かせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
羊文学「our hope」
羊文学「our hope」は2022年4月20日に発表されました。彼らの3rdフルアルバムです。
メンバーは…。
塩塚 モエカ ボーカル・ギター担当 (26歳)
河西 ゆりか ベースとコーラスを担当 (25歳)
フクダ ヒロア ドラム・コーラス担当 (25歳)
の3ピースバンドです。このアルバムはまず1曲目の「hopi」から2曲目の「光るとき」の流れが素晴らしすぎます。「光るとき」は彼らの7thシングルで、その素晴らしい歌詞とダイナミックな世界観がスペシャルに融合していて、聴くたびに目が潤みます。塩塚 モエカのボーカルも勇気をもらえる力強さがまた素晴らしい。
そして爽快さと透明感、生きていく為の強さを感じさせる曲が続きます。どの曲も芯の強さを感じます。「OOPARTS」や5thシングルの「マヨイガ」もアルバムに華をそえます。こちらも歌詞が素晴らしいです。
美しいファルセットがこのアルバムでは顕著に堪能出来ます。聴いていて心に響く歌の力を感じます。そして”文学”という言葉をバンド名に用いているのがピッタリハマる歌詞の素晴らしさの数々。名前負けしていないです。羊文学を聴いていると自分が誇らしく思える、なんて。
「光るとき」のTHE FIRST TAKEも是非。
塩塚 モエカのえぐい歌唱力が存分に発揮されています。THE FIRST TAKEでは僕も色々なアーティストを観てきましたが、ここまでのボーカルはちょっと記憶にないです。別格です。君島大空のギターも最高です。
Chilli Beans.「Chilli Beans.」
Chilli Beans.「Chilli Beans.」は2022年7月13日に発表されました。彼らの記念すべき1stフルアルバムです。メンバーは…。
Moto ボーカル担当
Maika ベース、ボーカル担当
Lily ギター、ボーカル担当
の3ピースバンドです。音楽塾ヴォイスの生徒だった3人。YUIや絢香、Vaundyを輩出したことで有名な音楽塾ヴォイスです。このアルバムは本当にキュートでポップ。2曲目の「lemonade」や6曲目の「アンドロン」、9曲目の「Tremolo」が人気です。アルバム通して元気いっぱいなChilli Beans.です。
僕が好きな曲は7曲目の「マイボーイ」、10曲目の「HAPPY END 」です。
というか挙げたらきりがないのですが、全曲、ホントに素晴らしいので。
今回はアルバム、「Chilli Beans.」にスポットを当ててますが、僕がChilli Beans.を好きになったきっかけは3rdデジタルシングルの「daylight」です。
荘厳なイントロから始まるこの曲。疾走感が切なさを引き立てて、曲として凄まじい完成度だと思います。ボーカルも、美しい浮遊感がたまらなく好きで。ハーモニーが圧巻です。
Chilli Beans.のMVはそれぞれ個性があって楽しめます。音楽を楽しんでいる3人がそこにいて「ああ、音楽ってこうだよな」と音楽の素晴らしさを再確認出来ます。
いかがだったでしょうか
羊文学とChilli Beans.でした。どちらもメインボーカルは女性ですね。優しさ、力強さ、繊細さ、そして可愛らしさをどちらのバンドも持っています。意識してはいないのですが、最近は女性ボーカルを聴くことが多いです。ブランデー戦記や星街すいせいなども好きです。もし羊文学、Chilli Beans.をまだ聴いていないのであれば、是非とも聴いていただきたいと思います。一聴の価値ありです。それでは読んでいただきありがとうございました!(2023年2月24日時点)