2016年4月1日より障害者差別解消法が施行され、この法律では障害のある人が日常的に差別を受けたり不便な思いをしないように「合理的配慮」、HIFUMIYO TIMES的に言えば「ゴーハイ」が求められている。
画像引用:yomiDr.
ひふみよベースでは、「GO ! HI ! ゴーハイ的合理的配慮な日常」と題して、障害者が日常生活で出くわした不便な場面や、温かい配慮に出会った際の様子をマンガでコミカルに紹介している。
まだ読んでいない方はぜひ一度読んで欲しい。
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「障害者差別解消法」は、行政にはゴーハイを義務付け、会社や店には配慮努力となっている。
配慮は、負担が重くなりすぎない範囲で行うことが認められている。喫茶店の入り口に段差があるとしよう。スロープを買って取り付けるのが一般的だが、経営的に難しかったり、スペースの関係で設置できなかったりすることもある。その場合は、車いすの利用者が入店できるよう店員が介助する。ちょっとした気遣いが大切なんだ。
差別行為への罰則はないが、会社や店が改善を放置している場合は、国から助言や指導が入るようだ。障害者の目線にならないと、何が障害になるのか気づかないことも多いのも本音だと思う。
新しいApple Watchの話だが、新たに追加された車椅子ユーザーの活動量の計測機能は、車いすユーザの目線に立てたから、実現したものだと私は思う。
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例えば、会社やお店側の人が実際に車いすに座って体験してみるのもいいだろう。もしくは知人を介し、助言をもらうことだってできる。目を閉じて普段行っている少しの行為、例えば物を拾ったり、電話を取るといった行為をやってみるのもいいだろう。私たちが「当たり前」に行っている行為が、他の人にとっては「当たり前」ではない場合も大いにある。
無理のない「少しの配慮」でいいのだ。例えそれが不慣れでも、心遣いが大事。どれだけ障害者の目線に立てるかがキーになるだろう。
via:yomiDr.