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高校サッカー選手権 今年はどんな大会になる?

冬も高校生らの熱き戦いがある

高校生たちが、がむしゃらに仲間たちと夢の舞台を目指す最高の季節がやってきた。

夏は甲子園で球児たちの幾多の熱戦が繰り広げられ、多くの人々が熱狂した。再び日本中を熱狂させる舞台がある。それは、冬の国立で行われる全国高校サッカー選手権大会。全国各地で組み合わせが決定し、予選が始まっている。本大会は12月28日から開幕する。

昨年の第100回大会では、全国屈指の強豪・青森山田高校が同年に行われた全ての大会で優勝し、勢いそのまま選手権でも初戦から圧倒的な強さを見せ、全国制覇を果たした。今年は、一体どんなドラマが繰り広げられるだろうか。

高校サッカー界が揺れた

夏に行われた全国高校サッカー総体で、高校サッカー界を揺るがす波乱が起きたのだ。鹿児島の強豪で5期連続選手権出場と圧倒的な強さを誇る神村学園が2回戦から登場。多くの高校サッカーファンは、大差で神村学園が勝利すると思っていたはずが、予想とは裏腹に初戦敗退。

さらに、前年の全国高校サッカー選手権では、現FC東京で活躍している松木玖生選手がキャプテンとしてチームを率いて、同年に行われた全ての大会で優勝を果たした高校サッカー最強の青森山田も2回戦から登場。しかし、1点も取れずに初戦で敗れる形となった。

鹿児島でも出場校が決定

全国各地で続々との選手権に出場する代表校が決まっている。そんな中、鹿児島県も選手権出場の切符を懸けた熱い予選が10月31日〜11月12日に計31試合が行われた。

鹿児島実業との接戦を制し、頂点に立ったのは、神村学園。鹿児島史上初の6連覇を達成し、6期連続で選手権出場を決めた。

神村学園の躍動に期待

鹿児島県史上初の県予選大会6連覇を達成し、6期連続で選手権出場するなど県内では敵なしの神村学園。

神村学園のサッカーの特徴は、オフェンスは県1番の力があり、全国でもトップクラスの攻撃的なチーム。さらに、大迫塁選手の正確無比なロングパスから福田師王選手が突破してゴールを奪う得点の形が確立している。

また、1年生から主力として多くの大会で活躍していた大迫塁選手と福田師王選手が共に戦う最後の大会。集大成となる選手権でどこまで勝ち上がって上がっていけるか、2人の活躍に期待したい。

高校生の頑張る姿は素晴らしい

『第101回全国高校サッカー選手権』が12月28日から開幕する。今年は、どの高校が優勝するのか楽しみだ。しかし、夏のインターハイでは波乱が起きた。冬に行われる選手権では何か起きるのだろうか。

選手権予選や本戦での高校生たちの一生懸命なプレーや頑張っている姿は、多くの人の心を揺さぶる力がある。そんなひたむきな高校生の姿に勇気をもらえて、自分も頑張ろうと励まされる。

今回の選手権でも、高校生たちがむしゃらにサッカーに向き合って、日本中の人々の胸を熱くさせる大会になることを期待したい。

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