はじめに
こんにちは、かげぼーんです。
今回は、以前おこなった「イラストビフォーアフター」の更にアフターをやってみました。
ビフォーアフター
以前、「イラストビフォーアフター」の記事で「2015年に制作したイラストを2019年に改めて描く」ということをしましたが、今回はそれを更に今年(2022年)また改めて描いてみるということをやってみました。
前置き
前置きですが、約7年間使用した板型ペンタブレット(説明:PCで絵を描くときなどに使用する機械。画面一体型の「液晶ペンタブレット=液タブ」と画面のない「板型ペンタブレット=板タブ」に大別される。別途PCなしで使用できるものは、液タブでも現在わずかしか存在しない。というより、その希少な機種はPCを内蔵しているもので、とてもとても高価。ちなみにその機種はタブレットPCとは違うもの)、つまり板タブを最近ようやく買い換えました。以前は日本メーカーのものを使用していましたが(この製品は旧型で、今となっては性能が低い部類ですが、約7年前の当時は普通くらいだったはずなので、板タブといえどそれなりの価格でした。)、今回は海外メーカーのものを購入しました。ペンタブレットは海外メーカーのほうが価格が低い傾向とされているのですが、それでも勇気の要ることでした(キャンペーンで20%OFFでした)。
イラストを比較
ようやく比較です。これが「2015・2019・2022」のイラストです。2022はアングルがちょっと変わってしまっていますが…。
2022のみだとこちら。
腕があがって…いるはず。色味にも結構差がみられる。
先述の「新調した板タブ」での、「本格的なカラーイラスト」制作としてはひとつめなので、上手くできたほうだと思います。
今回のこだわりポイントは「光の感じ」ですが、ちゃんとできているかは怪しい…。
制作過程
工程をおおまかに紹介します。後述で数字に対応した説明をします。
1.「ラフ」:前2作と大体同じような構図になるように。少しでも判別しやすくするため色を分けた。
2.「下描き」:ペン入れしやすいように下描きに描き起こす。
3.「カラーラフ」:珍しくやってみた。どこにどういう色を置くかの検討。矢印で示した色は合成モードの関係上、イラスト上の見た目と同じ色とは限らない。
4.「線画」:ペン入れ。重なって見えなくなる奥側の部分も描いておいた。瞳は塗りで表現しているため実線はない。
5.「色分け」:基本的に各色で「レイヤー」と呼ばれるものを塗り分けた。分けておくと「クリッピング」というものを使用するとき便利(簡易説明:塗り分けた下塗りレイヤーの描画部分からはみ出さなくなる)。
6.「完成」:陰影を塗ったり、光を塗ったりする。
7.「おまけ」:手前人物を非表示にした状態。
ご覧いただきありがとうございました。