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2022/05/10:フリーペーパーvol.74発刊!

『金子みすゞ』私の人生に共鳴する詩作と生き方

『こだまでしょうか、いいえ、だれでも。』この本は軽度吃音を抱えている私が毎日音読をするための本として購入し3詩ずつ音読をした。『日本語を味あう名詩入門2』の本は成人になり購入し、1詩ずつ 朝と夜、同じ詩を音読した。

『こだまでしょうか、いいえ、誰でも。』金子みすゞ詩集百選  

2011年5月1日 第1刷発行 発売元 株式会社 宮帯出版社

『日本語を味あう名詩入門2』金子みすゞ

2011年4月30日 初版発行 発行所 あすなろ書房

『こだまでしょうか、いいえ、誰でも。』

私なりに解釈をしながら私のイマジネーションで音読をした。金子みすゞの気持ちを考えたり自分の置かれている境遇と照らし合わせてみたりしながら。心にぐっと突き刺さる感じの詩。あれっ、何と無く幼稚な感じの詩だな、などと考えたりしながら。掲載されている100の詩を音読し続けた。この本は文字のみでイラストが一切無い。自由に私なりにイメージを膨らましながら一つ一つの詩と向きあった。

『日本語を味あう名詩入門2』

この詩集には解説や説明が書いてある。詩集には余計な説明は要らないのではと感じていたが人は成長していく。解説や説明を読み初めて金子みすゞの境遇を知った。私の年齢であれば結婚をし子供がいる方々が多い。友人も子供を産み変わっていった。自分中心の生活から家族主体へと。子育てをしながら仕事を続ける友人もいる。私は子供が欲しかった。が、精神病を患い服薬をしているだけで無く婦人疾患もあり子供を産む機会に恵まれなかった。そのためにと言い訳をしてはならないが、自身でも幼い部分があるのは理解しているつもり。金子みすゞには子供がいる。が、金子みすゞの女性としての境遇に私と相似している点があり共感し得るのかなと思う。母親として子供に寄り添いたい、が、自分の詩作もしたい、好きな男性も出来てしまう。子育てをしながら家庭の中にはさまざまな問題がある。金銭的にも恵まれなかった。私は母親と生活をしており贅沢かなとも思うような生活をしているのに不満が零れる。それは病気では無く我が儘としか言いようが無い

なぜ…金子みすゞの詩か

金子みすゞ の詩が音読向きであると思う理由は平仮名が多く語りかける詩が多いため。話す事に対して苦手意識があり、私にはどの点が伝わらないのか分からないままに話し続けてしまっている時もあるらしく、気持ちや考えが伝わりにくいという悩みがある。また、ふいに声をかけられたり予想外の質問をされると言葉に詰まる事が多々あり、正直、話す事は辛い。そのために私を理解してくれそうな人とのみ関わりを求めてしまう。だが、皆がいつまでも居る訳では無く別れの時にとてつもなく動揺してしまう。金子みすゞ の詩。心、感情を素直に表現していて飾らない言葉に惹かれる。私は日本語の扱いに関してやや苦手意識がある。中国語も話す事は出来るのだが中国語に関しては、実際に中国に行った事があるがその際には話す事が出来ていたが、今は日常生活で使用しないためにどの程度話す事が出来るのか分からない。英語は学生時代に習った程度。コミュニケーション障害の理由とは、話し言葉に起因している部分があるのが私のゲンジツ。そのために書くツールにこだわる。父が亡くなり父と話す事が出来なくなった後、思いがけない方向に変化したことがたくさんある。病院に関しても点々としてしまったり病院を変わるたびに病名やお薬が変わっていくのが現状。現在も薬を調整中である。

金子みすゞの詩 ≪こころ≫

お母さまは大人で大きいけれど、お母さまのおこころはちいさい。だって、お母さまはいいました、ちいさい私でいっぱいだって。私は子供でちいさいけれど、ちいさい私の心は大きい。だって、大きいお母さまで、まだいっぱいにならないで、いろんな事をおもうから。

≪こころ≫と私を照らし合わせてみる・・・と

子供とは無邪気だと思う。お母さまが話した言葉を「お母さまは私で一杯になるほどこころが小さいのね」と。子供がどんなに歳を経ても親は生涯、子供の親。一方、子供はお母さまの話す事を理解出来ずに「私はお母さまよりずっとこころが広いのよ、だって、お母さま以外の事を思うゆとりがあるから」と誇らしげに語る。無邪気とは罪な事で親の思いを汲み取る事の出来ないことに気付かない子供。一人暮らしをしていた頃、私から1日何度も着信が入り夕方から夜はメッセージが入る母の携帯。母はきちんと寝ていたのだろうか、母と上手くいかないのは私のこころが小さいからだと。が、解っていても行動が伴わない。私の辛さ、寂しさを理解してと。母には母の思いや考えがあるのだろうが私のこころはお母さまで一杯にならないから、ネ、まだまだ自由に振る舞うよと。母のこころは私でいっぱいであろう。母が小さくなっていく。本当は後ろ姿が辛い。実家に帰って来て同居を始めた後も私は母にスマートフォンから時折メッセージを送信する。話すと伝わらないと言う不安感から隣の部屋からリビングに居る母にメッセージを送信する、私の語調が強く母と喧嘩腰に成り易いために。

親と子の関わりを創るために

金子みすゞは自殺している。幼子を残して。そのためかは分からないが詩が幼ないのかな。幼いのでは無く若い頃に書いた頃の作品であるために童謡詩人とも言われるのかも知れない。子供たちに音読させたい。が、詩の意味は深い。詩の意味が深いために親が読んであげて欲しい。間の扱い方、言葉の扱い方など。意味を深く考えずに挿絵や解説の無い何も知識の無い状態でただ聴かせる。学生になるとその後は、解釈、説明を読む。金子みすゞの世界は、人生は、難しいものだったからこそ苦しい境遇の人々の心に深く沁みるのかもしれない。さびしいときには心のこだまを聴いて。母のこころが私でいっぱいにならないように過ごしていきたい。

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