皆さんもご存知の漫画かもしれませんが
僕は子供の頃から漫画が大好きです。色々な漫画を読んできました。現在も200冊くらい所有しています。あまりマニアックなものよりは、ある程度、大衆的に受け入れられたものを読みます。スマホにも3つ漫画アプリを入れています。今回は少しでも興味を持っていただければ、と思い所有している漫画の中から紹介させていただきます。
ざっくり
ジャンプ+で掲載されている、怪獣8号
バトルも良し、ヒューマンドラマも良し、絵もかっこいい!現在、6巻まで単行本になっています。怪獣が発生して、人々の日常を脅かすという世界。主人公の日比野カフカ(32歳)は討伐された怪獣を人々の生活のさまたげにならぬよう、清掃する仕事をしています。そんな彼にある日とんでもない出来事が…。
主人公が32歳という設定がまず良いと思います。そして熱いハートも持っています。読むたびに応援したくなります。ギャグも秀逸で笑えます。感動的なシーンも多く、泣けます。まずは「ジャンプ+」というアプリで読んでみるのが良いと思います。是非とも一度読んでいただきたいです。
こちらもジャンプ+で掲載されている、ダンダダン
オカルト✕バトル✕アクション✕ラブコメ✕青春=全部盛りMORI!!と帯で書かれているように、たくさんの要素が詰まった漫画です。絵もポップで可愛らしいです。現在、4巻まで単行本になっています。幽霊信じてる派の女子高生・綾瀬桃と、同級生の怪奇現象オタク・オカルト君(名前が結構重要です)。この二人が主人公です。テンポの早い展開、小気味いい会話、感情移入しやすいキャラ、すぐにこの漫画に没入出来ると思います。
互いに否定するUFOと怪異を信じさせるため、綾瀬桃がUFOスポットの病院廃墟へ、オカルト君が心霊スポットへ行くのですが、そこで二人とも信じられない出来事に出会います。次々に迫ってくるもの。二人はどうなるのでしょう?
と言っても、物語自体は本当にポップで、愛くるしいキャラが、物語をどんどん読み進めることを手伝ってくれます。コメディ要素が強く、よく笑わしてくれます。是非一度読んでみて下さい。
週刊少年ジャンプで連載中、WITCH WATCH(ウイッチウオッチ)
SKET DANCE(スケットダンス)や彼方のアストラを描いた篠原健太の最新作です。僕はSKET DANCEも彼方のアストラも読んでいて、篠原健太のファンです。SKET DANCEも彼方のアストラも本当に良作なので、機会があれば是非とも読んでいただきたいです。
代々から伝わる”鬼”の力を持つ高校生、乙木守仁(おとぎもりひと)と、魔女で幼馴染の若月ニコが主人公です。守仁には予言された災いからニコを守る使命があります。ニコは幼馴染の守仁との再会に心ときめき、恋の予感がする様子。そんな二人に降りかかる、ドジっ子ニコの魔法による回避不能な”トラブル”。守仁はニコを守れるのか?ニコの恋は成就するのか?マジカルコメディ、開幕です。
コメディ要素が強い漫画です。というかすごく笑えます。絵も可愛らしい。読んでいて、全くストレスを感じさせないのは流石です。キャラもそれぞれの個性が光ります。展開もスピーディーです。現在、4巻まで刊行されています。本当に読みやすくオススメです。
週刊少年ジャンプで連載中、逃げ上手の若君
魔人探偵脳嚙ネウロや暗殺教室を描いた松井優征の最新作です。僕は魔人探偵脳嚙ネウロも暗殺教室も大好きで、松井優征の最新作の連載を楽しみにしてました。そしてこの逃げ上手の若君です。やはり面白いです。
時は1333年、鎌倉。幕府の後継として生きるはずだった少年、北条時行(ほうじょうときゆき)は突然の謀反で故郷も家族も全て失ってしまいます。しかし時行は生き延びること、逃げることに関しては天賦の才を持っていました。そして人を惹きつける魅力も。神官、諏訪頼重(すわよりしげ)にいざなわれ、時行は逃げて英雄になる道を歩み始めます。
暗殺教室と同じく主人公、時行が中性的で可愛いのがまず良いです。暴力的で野蛮なキャラが多い中でひときわ光るものを持っています。残酷な描写も多いですが、世界観は優れた歴史物語です。現在、4巻まで刊行。是非とも松井優征の作品に触れてみてください。
ジャンプ+史上最多閲覧読切作品!ルックバック
2021年、9月時点ではジャンプ+史上最多閲覧読切作品のルックバック。ファイアパンチやチェンソーマンを描いた藤本タツキの読切作品です。「このマンガがすごい!2022」にてオトコ編1位に選出された本作。2021年、最も脚光を浴びた漫画ではないでしょうか。143ページからなる長編読切、その1話を単行本にする潔さも良いです。
主人公は藤野と京本という女の子。二人とも漫画を描くことが大好きです。正反対の二人ですが、漫画を描くことへのひたむきな想いが二人の共通点です。そんな彼女達の青春物語。
この漫画は説明不要です。素晴らしいとしか言いようがありません。是非とも読んでいただきたいです。書店にレッツゴーです。
ジョジョの奇妙な冒険のスピンオフ作品、岸辺露伴は動かない
ジョジョの奇妙な冒険の作者、荒木飛呂彦のスピンオフ作品で、ジョジョの奇妙な冒険Part4の「ダイヤモンドは砕けない」の登場人物、岸辺露伴を中心として展開する短編集です。既刊2巻です。
漫画家、岸辺露伴は好奇心旺盛でプライドも高く、漫画のリアリティのためには手段を選びません。しかし正義の心は持ち合わせています。とても魅力的な人物です。そんな彼がさまざまな取材先で体験する恐怖のエピソードとは?
さすがは荒木先生です。この漫画にはジョジョの奇妙な冒険同様、グイグイと読ませる力がこれでもかと溢れています。ホラーなエピソードもあるのですが、僕は少し笑ってしまいました。笑えるホラーを描くことは難しい事だと思います。荒木飛呂彦、恐るべし!1巻、2巻、共に面白いのですが、僕は2巻がお気に入りです。是非とも手に取っていただきたいです。
浅野いにおが描く、心えぐられる青春!おやすみプンプン
浅野いにおはソラニンや最近連載終了したデッドデッドデーモンズデデデデデストラクションの作者です。代表作のおやすみプンプンは全13巻です。おやすみプンプンはしばしば鬱漫画の名作として挙げられます。僕も一気に読んだのですが、まあ衝撃的でした。
少年「プンプン」は転校生の愛子ちゃんに一目惚れします。甘酸っぱい恋の予感。小学生の二人は「現実」という怪物の前では無力です。どこか遠くへ行きたいとぼやく愛子ちゃんにプンプンは鹿児島へ二人で行くことを約束します。その約束が行き着くさきは果たして?
まず凄まじい描写力に驚かされます。そして丁寧に描かれる人間の心模様。物語が進むにつれて点と点が線になっていくような、流暢なストーリー展開。本当に大傑作!是非とも機会があれば読んでいただきたい作品です。
ビッグコミックスピリッツにて連載中、チ。-地球の運動について-
魚豊(うおと)という作者の漫画です。僕はよく近所の書店で、何か面白い漫画はないか物色するのが好きで、この漫画は「寄生獣」の岩明均のコメントが帯に書いてあり、「何か面白そうだな」と購入しました。
アタリでした。「禁じられた”ある事”を命がけで研究する人間たちの生き様と信念を描いた」フィクション作品、と説明されてます。その通りで、登場人物の、真理を求めて突き進む、その姿勢に誰もが感動する事でしょう。セリフもどれもが名言ですし、登場人物もキャラが立っています。テンポも良いです。本当に購入して良かった漫画です。
現在、既刊6巻。2022年1月31日に作者から「残り9話で終了します」との発表がありました。どんな結末を迎えるのでしょう。本当に本当にオススメです。
いかがだったでしょうか
今回は8作品、少しずつですが、紹介させていただきました。気になるような漫画が1個でもあれば、すごく嬉しく思います。子供の頃、タイムカプセルに、将来漫画家になりたいと夢をえがいていました。絵を描くことがすごく好きでした。それくらい漫画が好きです。漫画には夢もロマンもあります。他の芸術と同じように。芸術は心を満たしてくれますね。それでは読んでいただきありがとうございました!