障害者のほとんどは、病院と密接な関係にある。障害だけの病院受診とは別に健康診断だったり、突発的な病気やケガで病院を利用することもある。わたしもその中の一人だが、障害者にとって自分にあった病院を見つけるということは結構大変なことだ。
車いすユーザーにとっては設備の問題が大半だが、設備は良くても対応などがイマイチだと2回目は行きたくない。その他にもいろんな事情で自分とは合わず、しっくりくる病院はなかなか見付けられないのが現状だ。
良い病院を教えてと言われても難しい。私が知りたいくらいだわ。
良い病院を探すのではなく、自分に合った医師を見つけることが重要なんだと思う。これがまた難しいのだけど。小さな診療所でも自分に合った医師がいるわけで。人柄と診断がずば抜けて良い医師に私は今まで出会ったことが無いけれどw— みかづき (@kinutama) February 24, 2017
https://twitter.com/kuroki_pippi/status/834772804671188992
どこの病院いけばいいかわからない
自分に合った病院ってどこ— さーや (@d18lo22) February 20, 2017
そんな中、ある科を受診しなければいけなくなり
その目的の科は、なかなか自分にあった病院を見付けられずにいた。
というのも、設備は良くても障害を持っているということで親身に診てもらえなかったり、差別にも値するような言葉をかけられたことがあり、診てほしくてスッキリしたくて行くのに帰りはいつもモヤモヤしていた。
そういった理由で行きつけの病院が決められず、今回も初めての病院を選び、まずは車イスが行けるか予約も兼ねて電話をした。
すると、即答で「大丈夫ですよ」と返事が来て、第一関門突破!バリアフリーではあるんだな☆と、少しホッとして予約をし、次の日向かうと・・・(゜o゜; 入り口には20cmくらいの段差が(笑)「え?!」と思わず声が出てしまったくらいビックリして、若干裏切られたような気持ちになった。
「いやいや、即答だったじゃん?!」とツッコミたくなったが、淡々と準備をされて、何事も問題ないような感じで車イスごと持ち上げられ中へ通された。
その後、やはり設備の関係でゴタゴタはしたものの、スタッフの対応はとても良く、心地良い対応をしてくださり、裏切られた感はすっかりなくなっていた。
行きつけに出来ないのが残念
この科で今まで、どれだけの嫌な思いをしたか。。。本当に気持ちのいい病院に出会えた。これでバリアフリーだったら、行きつけの病院にしたいのだが、毎回、電動車いすを持ち上げてもらうのは申し訳ない。
バリアフリーとは?
人は誰しも一人では生きて行けず、誰かしらの助けを借りて生活している。その助けが、大きいものか小さいものか、または、目に見えることか見えないことかの違いだ。障害者は、障害故にそれが大きく目にも見えやすい。日本人気質は特に助けてもらうことを申し訳ないと恐縮してしまうが、助けてもらうことを何の問題もなく出来る・受けられる世の中になることがバリアフリーなのではないかと言える。