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「タバコミュニケーション」は本当に存在するのか?私が非喫煙者だった6年前の話。

6年前のことだが、ふと思い出したので書いてみる。

私がタバコを吸うキッカケになったのは、工事現場で働いていたからである。工事現場の休憩所は最低2つある。それは喫煙者用と非喫煙者(吸わない人)用だ。

現場の休憩時間、私の上司は喫煙者だったので、喫煙所へ向かう。吸わない私は寂しく普通の休憩所へ入る。そのため上司とぶっちゃけたトークができないのだ。

休憩中にできないのなら、仕事中にすればいいと思ったそこのあなた!工事現場は基本うるさい場合が多かったり、上司は監督だったので休憩時間にしか会えなかったりする。

そんな理由もあり、私もタバコを吸い始めた。

最初に吸ったのはマイルドセブンだったのを覚えている。喫煙所に行くと、上司と一緒に仕事をする業者のおっちゃんたちが楽しそうに話をしていた。私も話の和に入り、他では聞けないようなぶっちゃけた話しを聞くことができた。

これがタバコのコミュニケーション。タバコミュニケーション」なのかと。

私はこの言葉を、タバコを吸わない上司に以下のように言われたときに使っていた。

ただの思いつきで使っていた言葉「タバコミュニケーション」だったが、ホントに存在するのか調べてみた。すると、以下のようなタバコュニケーションを実施しているアンケートが存在した。

“タバコミュニケーション”は存在した!

 

アンケートで「”タバコミュニケーションが仕事に影響を与えたことがありますか」と聞いたところ、さまざまなエピソードが挙げられました。読者が実際に経験した”タバコミュニケーション”の実態を紹介します。

  • 仲良くなれる

・「喫煙者同士は仕事以外の話で仲良くなれる」(32歳男性/電機/技術職)

・「他部署の人と仲良くなれる」(30歳女性/生保・損保/事務系専門職)

  • 情報交換

・「喫煙者に喫煙所での話を聞くと、他部署での事例などを聞けていい情報交換の場になっていると感じた」(36歳女性/ソフトウェア/技術職)

・「上司との話し合いで取引に役立つ情報が得られた」(28歳男性/運輸・倉庫/技術職)

  • 人事にも影響!?

・「喫煙室で会社の人事の話題や重要事項の話題が出てしまうので、喫煙者だけ会社の情報に妙に詳しいということがある」(32歳男性/小売店/事務系専門職)

・「人事異動の大半が喫煙室で決まっている」(33歳女性/運輸・倉庫/事務系専門職)

  • 仕事が円滑に進む

・「他の部署の方と顔を合わせる機会が多く、普段の仕事が円滑に遂行できる」(43歳男性/機械・精密機器/技術職)

・「気難しい上司と仲良くなれて仕事が円滑に進んだ」(26歳男性/農林・水産/技術職)

  • 喫煙所での話し合い

・「タバコ休憩中に話し合いが結構進んでいたりする」(29歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

・「休憩時間の喫煙スペースで打ち合わせが行われることがあり、非喫煙者の自分は情報を知るのが遅くなることがあった」(31歳男性/その他/事務系専門職)

私もこのアンケートに共感できることは多々あるが、決してタバコを勧める訳ではない。先月東京に旅行に行ったときに感じたのが、都内は喫煙所が少なく、喫煙者は肩身の狭い思いをする。

そして月々のタバコ代。1日1箱吸えば8000円はくだらない。健康被害もそうだ。それでも本人が吸いたければ吸えばよい。

https://twitter.com/foooota/status/784617419054678017

タバコを吸わずとも、コミュニケーションをとる方法はあるはずだが、確かにタバコミュニケーションは存在する。喫煙したことのある方は頷けるだろう。

非喫煙者の方で、6年前の私のように上司や仲間と話す機会がないという人は、勇気を出して手ぶらで喫煙所に乗り込んでみるのもいいのかもしれない。

http://news.mynavi.jp/articles/2015/04/20/tobaco150420/

via:マイナビニュース

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