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職場でパワハラを起こす「ソシオパス」の対策法

「ソシオパス」の対策法

皆さんは職場の人間関係によるパワハラに悩まされていませんか?

職場や学校などグループには、パワハラを行う方が1割から2割いると統計学で言われています。その中でも、凡人とかけ離れた見解を持つ精神疾患「ソシオパス」を患う方がいらっしゃいます。

そこで今回、パワハラを起こしやすい「ソシオパス」の対策法についての記事を書こうかと思います。

ソシオパスの見解

ソシオパスは精神疾患の一部で、主に家族環境の悪化や遺伝などによる団体や政治など社会的なことや他人を考えられない病気です。自己のみを考えるので、

・「反社会性パーソナリティ障害」
・「自己愛性パーソナリティ障害」
・「境界性パーソナリティ障害」

に属されます。

ソシオパスの判断は素人では難しく、精神科医や心理学者・ソーシャルワーカーなど精神医学専門家により性格特性や精神障害など数多くの要素を考慮され、初めて診断されます。

ソシオパスの精神疾患は複雑化した状態で理解が難しく、自身が精神疾患と気づかない方も多いので、治療法は難しいのが現状です。ある科学者では、感情やモラルなどを制御する前頭前皮質に損傷があると言われています。

壮大な自尊心

ソシオパスにはかなり強い自尊心があります。社会のルールに当てはまらないと思っており、殆ど自分のルールで行動します。

常に他人に勝とうとする傾向があり、話し合っているときでも、常に相手の言葉の矛盾など隙を狙って嘘をついてでも話に勝とうとするのです。

かなりの自信の持ち主であり感情コントロールの苦手な面もあるので、自身と相手の考えの相違など自身の価値感を否定されると不機嫌状態となり、強制的に自分の考えへと正そうとしたり、敵対したりします。

他人への価値感・罪悪感・責任感の皆無

ソシオパスは自身の地位や利益を得るためによく嘘をつきます。得る方法として、他人から聞いた奮闘話や苦労話を自分が経験したかのように作り変えて話を広めるのです。

他人に対する価値感や罪悪感・責任感・恐怖心・羞恥心が乏しく、面倒くさがりな面があります。地位や利益を高めようと、欲しようと安全面を全く考えず暴言暴力行為を行ったり、自身でできるにも関わらず他人の病状や多忙関係なく用を押し付けたりします。

地位や利益を高めるため、よく魅力的な人物に偽装し匠な話術で他人をコントロールしようとします。たまに暴言を吐くなど、正体をばらすソシオパスは知能が低いと言えます。

他人の人生を支離滅裂にすることを好み、加害者なのに被害者になりすましたり、人間関係のもめごとをでっち上げたり、他人の言葉をねじ曲げたり、些細なことで大げさに反応したりなど、わざと状況を混乱させるのです。

責任感に乏しく、自身や他人の言動や約束をすぐに忘れたり、白を切ったりします。理由として、「単に忘れる」、「人を操ろうとする」などが挙げられます。

思考

自身を魅力的に思うナルシストな部分があり、自身を、

・「現実離れした能力保持者」
・「世の中で自分ほど偉い人間はいない」
・「他人が偉い自分を持ち上げるのが当然」

など根拠のない思いや、良いアイデアをひらめくと「俺って天才!」と思い呟いたりします。

自身の成長に無関心で、経験で失敗や安全面を学ぼうとしません。よく物を落としたり失くしたり、大きな音や声を立てたり、すぐ不機嫌になったり、金銭面に欠けていたり、同じ失敗を繰り返したりと、無計画で後先を考えない衝動的な行動が目立ちます。

空想や想像などイメージを思い描くのが苦手で、自身の勝手な判断でよく勘違いしたり、例え話が理解できなかったり、共感できなかったりします。

心の汚れる話をよく好み、汚い言葉での失敗談をよく受け入れます。逆に綺麗な言葉や他人の良い話を聞くと気分を悪くします。

ソシオパスの判断と対策

ソシオパスの判断の目安として、

・「切れやすい」
・「良心のとがめを一切見せない冷酷な性格」
・「感情のない目」
・「TVの出演者のような魅力さ」
・「友人が一人もいない」
・「家族の話をしない」
・「攻撃的になった理由が分からないと思わさせる」

などが挙げられます。上記による該当数が多いほどソシオパスの可能性は高くなります。

自分ができる行動

注意などすると敵対するので、「注意」、「議論」、「無視」、「逃避」、「悪口」など反発的な態度や刺激になる言動はせず、「近すぎない」、「遠すぎない」、「できるだけ距離をとる」など彼に目立たない行動を行いましょう。

談話時は、矛盾がないか注意をしながら話を半々に聞き、冷静かつ穏やかで静かな口調で話し、「もうお金が無くなった」や「物がなくなった」など、利益を持たない自分を演じましょう。

ソシオパスとの関係が長いほど彼の思考にはまり込むので、可能な限り早めに安全に別れた方が良いです。別れを告げると、暴言を吐いたり、謝ってきたり、なだめられたりなど引き寄せようとします。病気と認知し、強い意志を持ってはっきりと断って別れた後も屈服しないようにしましょう。

意志の強い者を避ける傾向があるので、できるだけ自身の考えで行動しましょう。テレビや新聞・インターネット・交流・専門家、過去の経験などから知識を得て、自身の考で強い意志を持って行動するのが良いです。

あとがき

上記のように、ソシオパスは他人に迷惑をかける存在です。しかし、これらの行動は精神疾患による認識のできない状態であるので、たとえ被害に遭っても病気と認識し、温かい心で見守ることが大事だと私は思います。

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