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オリンピック・パラリンピックを学習へ活かす早大グループのチャレンジ

早稲田大学の友添秀則教授を代表とするグループが、平成28年度スポーツ庁委託事業「オリンピック・パラリンピック・ムーブメント全国展開事業」に採択され、早稲田大学オリンピック・パラリンピック教育研究センターが7月29日に設立されました。

同センターでは、オリンピック・パラリンピックへの理解を普及するため、全国の小中高校や特別支援学校で、体験・活動を通した教育を進める計画です。オリンピック・パラリンピックに関する知識、選手の体験、選手のエピソード、大会を支える仕組み、参加国の文化、言語、日本の伝統等について、情報提供を行います。

テレビでしか観ることのなかったオリンピアン・パラリンピアンを推進校や市民フォーラムへ派遣し、直接講義や実技指導を行うことで、より多くの方々がトップアスリートの考え方や生き方に触れ、夢に向かって努力したり、困難に立ち向かおうとしたりする意欲、フェアプレーや助け合いの精神等のオリンピック・パラリンピックの理念や価値を学ぶことができるでしょう。

優れたプログラム、授業映像、学習資料に関しては、ウェブ上に公開されます。そのコンテンツを用いて、関心のある教員が授業できる体制も整えます。

オリンピック・パラリンピック教育には、基本的に5つの資質が問われます。

1.ボランティア・マインド

2.障害者理解

3.スポーツ志向

4.日本人としての自覚と誇り

5.豊かな国際感覚

日本人のきめ細やかなサービスは、「おもてなし」という用語で、誘致プレゼンテーションを機会に世界に知られました。選手にも観戦者にも、競技内外を問わず、東京、そして日本を存分に楽しんでほしいですね。

オリンピック・パラリンピックの開催にあたり、受け入れる日本人が心がけるべきことは、求められるサービスに応じた「おもてなし」です。そのための教育は大会を成功に導く有効な手段で、早稲田大学の研究センターが中心となり推進していきます。

2020年東京オリンピック・パラリンピック教育を全国展開

via:https://www.waseda.jp/top/news/43710

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