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ありがとう!心優しい中学生が作ってくれた612枚のマスク

お年玉で材料を買い揃えて作り、人に役立つことをしたかった

新型コロナウイルスによる影響でマスクの品切れが相次ぐ中、山梨県甲府市内の中学生が一度も使わなかった自分のお年玉の貯金で材料を買い揃え、マスクを612枚も作り山梨県に寄贈しました。「1人でも多くの人にマスクが届いてほしい」という中学生の気持ちがものすごく伝わりました。

1日5時間掛けて作った日も

マスクを作ったのは、甲府市に住む山梨大教育学部付属中1年の滝本妃(ひめ)さん。なぜマスクを作ろうかと思ったのは、母親との買い物中に高齢者がマスクを買えなくて困っていたのを見て「なんとかならないか」と思ったこと。そして高額に転売されていたり、本当に必要な人にマスクが届いていない現状を知ったことからでした。

材料となる布やゴム紐、ガーゼなどの費用は、一度も使ったことがない自分のお年玉貯金8万円で買い揃えたもの。
「裁縫で何かを作ったりしたことはなく苦手」と話す滝本さん。学校が休校となり、その時間にお母さんのアドバイスをもらいながらミシンで縫ったりするなど、日によっては1日5時間もかけて30枚以上のマスクを作ったこともありました。

高齢者施設や児童養護施設に

滝本さんは計612枚のマスクを手作りして、山梨県庁に寄贈しました。
「皆さんの役に立ちたくて頑張り、多くの方に使ってほしい」
と、現在もマスクを作ってくれています。

山梨県知事からは、

「お年寄りや小さい子どもがいる施設に使ってもらう。多くの人が勇気づけられる」

と滝本さんに感謝の言葉を伝え、612枚のマスクを児童養護施設や高齢者施設に配布する予定です。

転売行為や店員に怒鳴ること

毎日コロナウイルスのニュースが流れ、そしてマスクがどこのお店でもほとんど品切れ中。店員に「いつ入荷するんだ!」と怒鳴る客もたくさんいるし、大量にマスクを買い占めて高額で売りつける転売屋も続出。
中には議員がマスクを転売するという最低な行為もありました。

心優しい中学生が作ってくれたマスクの話題を見て、店員に怒鳴ったり、転売していた人はどのようなお気持ちなのでしょうか?中学生が8万円使うということは、ものすごい大金です。ネットで50万円や100万円と法外な値段をつけて販売しているのを見て、本当に腹が立ちます。

材料が揃えば裁縫が苦手であっても、時間があればマスクが作れるということも滝本さんから教えてもらいました。コロナによる影響で外出が困難で、家にいても何もすることがなければマスクを作るなり、感染予防に役に立つことを学んだり伝えたりしてあげようと思いませんか?言うのは簡単ですけど、「誰かの役に立ちたい」と行動に移す滝本さんを本当に尊敬します。

今、自分でできることとは何なのか。ネットニュースで批判したりすることはいつでもできます。今は皆さん1人1人が協力しあいながら、新型コロナウイルスが早く終息することを願い、普通の日常生活に戻れるようになってほしいことです。

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