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2020/05/10:フリーペーパーvol.50発刊!

難病を持つ自分が、ホテルへ予約の電話をしたときの話

病気のことも理解してくれたフロントスタッフ

2月に宮崎で行われる読売ジャイアンツのキャンプに行きたくて、宮崎市内のとあるホテルに予約の電話をしました。男性フロントの方が対応してくれたのですが、とても親切な方でした。その時のお話です。

旅行はほとんど行けず

僕はクローン病を患っていて、体調が良いときと悪いときの差が激しいときが何回もありました。旅行へ行こうと思っても、「途中で体調を崩したらどうしよう」と色々考え込んでしまい、なかなか行くという決心ができませんでした。新幹線や飛行機もたった1回しか乗ったことがありません。車でも、3時間〜4時間と長く座って運転していると、身体が疲れてしまって翌日には体調を崩すということがほとんどでした。

ここ最近なのですが、通院に行って治療や採血をしてもらうのですけど、「CRP」という炎症反応が以前と比べて良くなってきているのです。そして職場へも最初に入った頃と比べたら通勤回数も増えているし、自信をもって「思い切って、今年は大好きな野球をたくさん生で見よう」と決心しました。

ホテルへ予約したとき

僕は読売ジャイアンツの大ファンで、毎年2月にサンマリンスタジアムで行う宮崎キャンプへ行ってます。いつもは車で日帰りでしたが、

「今年はたくさんジャイアンツの選手を見たい!」「体調もほぼ良好だ!」

という思いで、高速バスを使って宮崎市内のホテルに1泊することに決めました。行きの日と帰りの日の2回、5年ぶりにセ・リーグを優勝したジャイアンツのキャンプへ行きたかったからです。

原監督、キャプテン坂本勇人、カープから移籍して大活躍の丸佳浩、そしてマスコットのジャビットくんに会いたい!!

という気持ちでいっぱいです。

そこでホテルへ予約の電話を入れたときのお話です。電話に出てくれたのは口調も丁寧な男性フロントの方でした。1人でホテルに泊まるというのも初めてのことで、もしもという時のことも考えて、自分の体調のことをフロントの方に話しました。

僕「すみません、そちらのホテルへ泊まりたいのですが、僕ちょっと内臓疾患を患っていまして…」
と少しだけですが、病気であることを伝えました。

フロント「そうなんですか、分かりました。困っていること、聞きたいことがあるなら何でも聞いてください」
と、親切に返答してくれたのです。

事情があって大浴場に入れないこと、そしてホテルの食事のこと、部屋にバスルームがあるのか、といったことなどを色々と聞きました。フロントの方は、僕の病気のことをものすごく理解してくださってくれて、

「お客様が野球が大好きで、旅行を楽しみたいという気持ちが私に凄く伝わりました。今回だけですけど、当日もしもお客様が体調を崩されてホテルへ行けなくなった場合、発生するキャンセル料は無料というかたちにさせていただきますね」

とも言ってくださったのです。

親切に対応してくれたことが嬉しかった

フロントの方の親切な説明と対応でこのホテルへ宿泊することに決めました。動けないほど体調が悪いことがない限り、キャンセルすることはないです。逆にそのフロントの方に直接お会いして、お礼を言いたいぐらいの気持ちです。

「私、フロントの○○と申します。また分からないことがあったら指名してくださって構いませんよ」
「サンマリンスタジアムの行き方が分からなかったら、ホテルで地図をお渡ししますよ」
「困ったことがあったら、何も気にせずにおっしゃってくださいね」

「こんなに親切な神対応をしてくれる方がいるんだな」と予約の電話をしたその時は嬉しくて。
どれくらいフロントの方に「ありがとうございます」って言ったのか分かりません。

何件もホテルに部屋代やら予約状況を聞きました。相手によって無愛想な返事をしてくるところもありました。親切な方に対応してもらえたから、ということがこのホテルに決めた理由の1つでした。2月に行くジャイアンツキャンプが本当に楽しみです。

そして今年は宮崎だけではなく、東京や大阪、福岡にも行って野球の旅をしたい年にしたいと思っています。野球の旅、そしてもっと世の中を広く見る旅にしていきたいです。好きなことを思いっきり楽しめば「病気も治るんじゃないかな」と思いながら。

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