障害者雇用という言葉を聞いたことがある方も多いかと思います。障害者雇用とは、身体障害・精神障害・発達障害・知的障害などの障害をもつ求職者のための雇用支援です。この障害者雇用を受け入れている企業に調査を行った結果が発表されています。
「内容を把握している」は計54.8%と半数以上に達したが、具体的な対策に関しては「既に実施している」が5.7%、「検討している」が13.4%と、何らかの対策を実施・検討している企業は全体の2割弱にとどまっていることがわかった。
障害のある人を雇用してみての感想は、89.2%の企業が「(すごく、まあまあ)良かった」と回答しています。
「障害者雇用をして良かったと感じた点」では約3分の2の企業が「社員の障害者理解が高まった」をあげたほか、「職場の雰囲気が良くなった」と答えています。
また、『本人が期待通りの活躍してくれた』の回答が約4割の企業からあげられるほか、『業務が整理された』『業務効率が上がった』など業務環境自体に良い影響があったという回答も、それぞれ2割以上の企業から挙げられています。
一方で『課題と感じた点』については、半数が「担当業務の切り出し/選定」と答えています。次いで「職場でのコミュケーション」や「面談や相談員などの本人へのフォロー/配慮」と続く結果に。
私達が一般企業で働いていると中々企業側からの意見などを聞くことが出来ないんです。自分達が思っていることがあれば企業に相談出来たりしますが、企業から本人に思っていることを聞く機会があまりありません。
「私は会社の方からどのように思われているんだろう」と誰でも少しは不安になりますよね。
この様な不安をジョブコーチ(職場適応援助者)と言って障害者本人に対する支援や相談などをしてくれる方へ仕事の相談も出来ます。会社では覚えることもたくさんあり、入社の初めは不安が重く相談出来ないという方も多いですが、ジョブコーチに相談してみるのもいいかもしれません。
http://news.mynavi.jp/news/2015/11/20/039/
via:マイナビニュース