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「西郷輝彦のピンチの鹿児島語講座」#2 ホストをヘッドハンティング

ビジネスの困ったシーンを鹿児島出身「西郷輝彦」が即解決#2

鹿児島出身の元祖男性アイドル「西郷輝彦」が、イギリス王立外国語大学鹿児島語学科教授「TERUHIKO SAIGO」と称し、さまざまなピンチを切り抜けるための鹿児島語を紹介するYouTube動画「西郷輝彦のピンチの鹿児島語講座」が、2008年12月11日を第1回として全4回にわたって公開されています。2008年当時、日本は100年に一度の経済危機に見舞われている最中でした。

「TERUHIKO SAIGO」教授「西郷輝彦のピンチの鹿児島語講座」第2回

講師はTERUHIKO SAIGO(テルヒコ・サイゴウ)教授、第2回のアシスタントも、第1回と同じく鈴木希依子さんです。

第2回で紹介されるピンチの鹿児島語は、経営が苦しくなったホストクラブの社長が、店を立て直すため「カリスマホスト」をヘッドハンティングするときの「ピンチの鹿児島語」です。

経営難のホストクラブ

社長は、カリスマホストを必死の思いで自分の店に誘います。しかし、ホストは決して首を縦に振ろうとはしません。彼に来てもらわなければ、店はこのまま潰れてしまいます。そう、これは「ピンチ」なのです。

#2「オハンがこつ思えば、胸がヒッパシイごっつあい」

しかしまあ、動画で使われているアニメーションの作画が絶妙にヘタウマで、ピンチに直面して歪んでしまうおじさまの表情を描くには、ピッタリなんですね。

さて、それでもどうしても、ホストをヘッドハンティングできないと悟った社長は、ついに奥の手、秘めておいた「鹿児島語」を使うのです!

その言葉がこちら!

「オハンがこつ思えば、胸がヒッパシイごっつあい(訳:あなたのことを考えると、胸が張り裂けそうだ!)」… … … 。

カリスマホスト・ゲット!

ホストクラブ社長からの暑い誘いに、カリスマホストも暑く

「そこまで言ってくれるんですか? いいですよ、そこまで言われたら、喜んで、給料なんかいりません、一生付いていきます!」

と、応じるのです。

(注)鹿児島での本当の使い方

TERUHIKO SAIGO教授によると、この言葉、本来は「熱い恋心を相手に伝える」鹿児島語であるとのことです。しかし、新宿歌舞伎町では、ホストの引き抜きにも使われて、効果を上げていることが、研究の結果明らかになっているそうです。

ホントですかね… 。アシスタントの鈴木希依子の相づち「鹿児島語って本当にすごいですね」も、日本人の建前社会を代弁しているようで、皮肉にあふれています。

でも、この動画の内容、社会のあらゆる場面の縮図なのかなと、本当に使えそうだと思えてしまいます。…これはもう、筆者が毒されている証拠なのでしょうか?

テルヒコ・サイゴー渾身のギャグ

最後は「鹿児島語は「さいごう(西郷>最高(さいこう))」です」と、テルヒコ教授は第1回と同じくワンパターンにまとめています。アシスタントの鈴木希依子は、少し慣れた様子で、笑顔でスルーしていました。

「西郷輝彦のピンチの鹿児島語講座」2
制作・著作 大日本生ゲノム、オーレエンターテインメント

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