私が中学2年生の時、親に毎日殺されかけていました。
殺されかけた理由は、私の不登校をはじめとした色々な問題です。当時はいじめにもあい、学校にも行きづらくなり親に嘘をついて休んでいました。
あまりにも学校に行かないものだから、親が包丁を片手に「殺してやる!」と私に向かってきました。
「あ…私このまま死ぬな」と、何度も思ったことがあります。
テレビを見ている時、突然後ろからタオルで首を絞められました。息もできずもがいていました。そんなに私が憎いならいっその事首吊って死んでやろうかな、と思ったこともありました。
私は中学3年の後半になってから学校に行くようになりました。
それからは包丁を片手に私に向かってくることも、タオルで首を絞められるようなこともなくなりましたが、未だに親が台所から包丁を取り出す度に、当時のことを思い出し、怖くて身を構えてしまいます。
色々ありましたが、今は喧嘩もするけど仲良しな親子です!
先日、名古屋市北区のマンションで小学6年生の男子児童が実の父親に刺殺された事件。息子を刺した理由を父親はこう語っています。
「中学受験の勉強をしないので刺した」
実の親が自分の子どもを殺す。これほど痛ましいことはありません。
親からはいろいろな弁明の言葉があるかもしれません。もちろん、子育ての大変さは経験した者でなければわからないと思います。
育児に疲れ果て、子どもと一緒に無理心中を遂げたという例も少なくないのです。
オリンピックの陰で陰惨なニュースが多い。
通り魔に親の子殺し。普通の人生、社会の常識にとらわれすぎて、自分が惨めに感じるのか。目をつぶって。耳をふさいで。自分の心だけに集中して。君は本当に人を傷つけたかった?本当は誰かの笑顔が見られただけで幸せな、優しい人ではなかったか。— トラビス (@1romika3) August 23, 2016
また、青森市では中学2年の女子生徒が電車にはねられて死亡した事故が起きたばかりです。スマホには「もう生きていけそうにないです。いじめてきたやつら、自分でわかると思います。二度としないでください」という内容の遺書が残されていました。
https://twitter.com/anzu_3c/status/770642368844345344
どちらの事件も、他人事ではありません。
もしかすると私も男子生徒のように実の親の手によって命を絶っていたかもしれないし、女子生徒のように自ら命を絶っていたかもしれません。
当事者でないと複雑な想いはなかなか計り知ることのできない親子問題。もし、今あなたが家族のことで悩んでいたら、冷静に時が経つのを待つのもひとつの手段かもしれません。
きっといつか笑顔で過ごせる日が来ると私は思います。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160824-OYT1T50032.html
via:YOMIURI ONLINE
via:HUFF POST