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熊本地震を経験して、熊本に行ってみて感じたこと

熊本地震

4月14日21時25分、突然の携帯の警告音が鳴った。
それにびっくりしていた次の瞬間、大きな揺れを感じた。

『うわっ!?何事Σ(・∀・;)!?』とパニックになり5分くらいその場に固まってテレビをつけたら熊本で震度5強と報道されていた。

その日の夜は眠れなくなり、次の日の朝もまた揺れを感じるんじゃないかと怯えながら過ごしていた。
15日の深夜1時頃、ウトウトとしていたところまた耳に響く携帯の警告音で飛び上がった。

瞬間前日の揺れより大きな揺れを感じた。熊本では15日が本震だった。
揺れが収まりリビングへ移動しテレビをつけながらいつでも避難出来るように避難準備をした。

この日の夜はリビングで寝転がりながらも寝れなかった・・・。

16日になり自分に何か出来ないかと思いボランティア団体へ支援物資を送った。
そして、小さな地震も続く中、4月28日に友人と熊本県益城町へ実際に行ってきた。

一番被害が大きかった所だ。

家の屋根はブルーシートで覆われ傾き、お店の外壁は剥がれたまま、支援物資はダンボールに積まれ外に置かれて、自衛隊の方は汗をかきながら歩いていた。

テレビで見るより被害が大きく心が痛んだ。その場にしゃがみ込み泣いてしまった。
しかも、ボランティアの目的で益城町へ向かったが受付終了…。

どうしようとウロウロしていたけど『無駄にウロウロしててもなんかね…???』と思って車に戻り何をするか考えてた。知らない人に声をかけてお手伝いしますよなんて言っても不審がられるだけ…(TT)

ということで、熊本市内に住んでいる別の友人の所へ移動。

友人との1年ぶりの再開で嬉しくて3人でハグ(笑)
地震が起きた時の話を聞き、それだけで涙…(TT)

「話を聞いてくれてありがとう。こうやって話すだけで気持ちが落ち着いた。」と話してくれた友人。
「こちらこそきついのに話してくれてありがとう。」って言ったら、よそよそしさからか、なぜか皆笑ってしまった(笑)

「落ち込むより笑ってた方が楽しいね。」って。
ボランティア参加のために向かった被災地熊本で、逆に被災した友人から笑顔をもらった一日でした。

私たちが落ち込んでいたら、被災した人に笑顔が取り戻せないなぁ。
まずは落ちついて、まずは笑っていようって思った。

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