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2024/12/10:フリーペーパーvol.105発刊!

初めて聞いた遁刑者(とんけいしゃ)とは?

実刑が確定して収容する前に逃走、行方不明になる者のこと

神奈川県で起こった、刑務所に収容される前に刃物を振り回して逃走した43歳男性容疑者の事件。刑務所に入る前に逃げられるということ自体がまずありえないのですが、このように実刑確定後に逃げる者を遁刑者(とんけいしゃ)と言って、初めて聞く言葉です。

収容される前に刃物を持って逃げられた

今回神奈川で起こった43歳の男が逃げた事件。横浜地検担当者が男の身柄を確保しようとしましたが、男は刃物を持って抵抗し車で逃走しました。

僕はニュースで知って「え、なんで逃げられるのかありえない」と思いました。

刃物を持っていたからだとしても、逃さないように取り押さえられなかったのか、と本当に疑問でなりませんでした。

男は身柄を確保されましたが、事件のニュースで初めて聞く言葉が出てきました。それが「遁刑者」です。

浸透されてない遁刑者という言葉

はじめに遁刑者(とんけいしゃ)とふり仮名を入れていますが、まず「遁刑者」という言葉を見てパッと分かる人がいるでしょうか。

ほとんどの人が、
・「初めて聞いた」
・「読めない」
といった回答が多いと思います。

僕も読めないし、意味も分からないです。パソコンやスマホの漢字変換で「とんけいしゃ」と入力しても「トン傾斜」や「とん刑者」と変換されてしまうほどなので、知らない人の方が多いということが分かる感じもします。

この事件での報道で、「遁刑者」がかなり浸透した言葉にもなったのです。

遁刑者の数は現在で26人もいる

今回の事件のように刑務所に収容される前に逃走する遁刑者が、全国で26人もいるということも分かりました。

もしかしたら、自分のすぐそこに、神奈川県で刃物を振り回して逃走した、刑務所収容前の43歳男性容疑者のような人がひそんでいるのかもしれません。

逃げているときにいつ犯罪を犯すかも分からないし、26人もいると知ってしまうと多いし本当に怖いことです。

犯罪者を逃さないように、警察官には厳重に注意して容疑者を見張るなり、保釈の仕方も変えたり凶器を持たせないようにとしっかりと対応をしていただきたいです。

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