交通事故での「踏み間違えた」は聞きたくない!
最近、毎日交通事故のニュースを観ていると感じます。ドライバーが事故を起こしたときに耳にする「アクセルとブレーキを踏み間違えた」。この言い訳はもう聞きたくないです。
アクセルとブレーキペダルの位置
車にはマニュアル車(MT車)とオートマチック車(AT車)があります。
今はMT車よりも簡単に運転ができるAT車を取得する方も増えています。
アクセルとブレーキペダルの位置は教習所で1番最初に習う基本中の基本。
足元の運転席の右側にアクセルペダル、中央付近にブレーキペダルがあって、右足だけで2つのペダルを踏んで操作します。
左足は基本使いませんが、左側に足踏みで操作するサイドブレーキペダルがある車では使うこともあります。
池袋の事故でのドライバーの言い訳
4月19日に池袋で起こった87歳のドライバーが暴走した事故で、横断歩道を渡っていた母子2人が亡くなるという痛ましい事故がありました。
また「アクセルとブレーキの踏み間違えたのが原因か」と思ったのですが、事故を起こしたドライバーは、
「アクセルが戻らなくなった」
と、車に責任があったかのような発言をしていました。
病院から出て歩く様子を見ていると、少しふらつきながら杖をついて歩いているような感じで、とても安全に車を運転できるようには見えなかったとも見えました。
家族や知人から免許の自主返納をお願いしてもらいたかったですし、事故を起こした男性には
「まだ運転できる」
というプライドというものがあったのかもしれません。
ペダルの踏み間違えを無くしたい
交通事故やコンビニなどの建物に突っ込む車の事故で多い理由は、
「アクセルとブレーキを踏み間違えた」
がほとんどです。
どうしたら、この踏み間違いを無くせるのでしょう?
第1に、車に乗ってハンドルを握ったら、事故を起こさないように安全運転を心がけるように責任を持って運転をすることです。
遠い場所や近場でも車を運転するということは、人の命を奪う危険もあるからです。
何気ないときでも事故を起こしてしまって、相手の命を亡くすようなことがあったら一瞬で自分の人生が変わってしまいます。
第2に、エンジンをかける前には足元のアクセルとブレーキの位置を確認するなど、基本のことでも小さなことでもやるべきだと思います。
最近は車間距離が詰まったり、衝突の危険性があるとピピっと警報音が鳴り、弱めのブレーキがかかる車も増えています。
さらに自動運転できる車も開発されていますが、全員が自動運転車に乗り変えるということは難しいでしょう。
高齢者ドライバーだけではなく、若い世代でもアクセルとブレーキの踏み間違いはたくさんあります。
もう交通事故で「アクセルとブレーキを踏み間違えた」という言い訳は聞きたくない。
ワンペダル式にしてアクセルとブレーキを使い分けるといった意見も多数あります。
【#踏み間違い ゼロへ-「#ワンペダル」】
アクセルとブレーキの踏み間違いによる #事故 をなくそうと開発された「ワンペダル」。なんとアクセルとブレーキがひとつのペダルで操作できる、画期的なもの。シンプルな構造で評判も上々なのだとか。くわしくご紹介します。
◆https://t.co/vIWdS1Tnl1 pic.twitter.com/ZvCG6sFSf1— GAZOO 自動車関連ニュース (@gazoo_news) 2018年7月19日
安全運転をすることを心がける、そして高齢者ドライバーは運転できるか免許を返納するか、を家族とよく相談することがやはり1番大事なのかな、と思います。