委ねることで、自分の心を守る。
自分の責任で ”頑張る” ことは、リカバリーの過程で必要なことだと思います。でも、頑張りすぎることは、自分にも周りに居てくれる人たちにも、後々心にダメージを与えてしまう可能性があります。そこで大切なのが ”委ねる(ゆだねる)” ということ。私の今の課題は、「どれだけ人に委ねられるか」です。
頑張ると自信がつく。
私が心の調子を崩していた時、感じられない感覚のひとつが達成感でした。なので、ある程度リカバリーしてきた今、この達成感を求めて生活していたように思います。
達成感を得るためには、努力すること、頑張ることが必要かと思います。自分のギリギリまで頑張って、ある目的を達成することが快感でした。
多くの達成感を得ることが自信になり、違う自分に出会えている気がしていました。
頑張りすぎると視野が狭くなる。
独りよがり。
最近の私をひと言で表すと、この言葉がぴったりです。
自分のキャパいっぱいまで動く、大丈夫だと強がる、で、疲れ果てる。
頑張ることで達成感を得たり、誰かの為になっていると思えることが、最近の生きがいだったように思います。でも、頑張りすぎると視野が狭くなり、周りに居てくれる人のことを考えられなくなりました。自分のことでいっぱいいっぱいになり、人を思いやる感情さえ薄くなってしまったのです。
委ねること。手放すこと。
ここは自分がやらねば。
「ねばならない思考」がはたらくと、そばに居てくれる人も窮屈に、時には傷つけてしまうことさえありました。
自分がしなければならないと思うことの大半は、他の人もできるということが分かれば、すべてを自分で抱え込む必要もなくなります。
人に委ねることができれば、負担が少なくなり心に余裕が出てきます。また、委ねるー委ねられるの関係性ができてくると、お互いがいい距離感・いい関係になることに最近気づきました。
心の健康を保つ為に。
私が今思う、心の健康を保つ為に大切なことは「適度に頑張り、適度に委ねる」です。
「頑張ること」と「委ねること」。
どちらも大切にしながら、無理のないように過ごすことができれば、心に余裕もでき、楽しく生活できるのではないかと思います。
プロフェッショナルとは?の答え、ほんといつもの先生の演出態度そのもの。
「自分を信じて、相手を信じて、相手を信じた自分を信じる」「こだわる所と委ねる所の線引きがクリアである事」
ひとは信頼されてるという実感があると、それ応えたいと思って必ず頑張る。そして時に能力以上の力を発揮する
— tetsuro chiba (@tc_mov) 2019年2月4日